英検・TEAPに関する読解度指標であるLexile指標を用いた検証

本レポートでは日本英語検定協会(以下、英検協会)が開発・運営する英検及びTEAPのリーディング問題に対して、国際的な読解度指標として広く用いられているLexile指標をその開発団体である米国MetaMetrics社が正式に算出した結果を報告いたします。複数回次のデータによる検証の結果、英検協会が独自に算出した指標とMetaMetrics社が正式な手順に従って算出したLexile指標(L)の間には大きな差はなく、英検5級(約350L)から1級(約1300L)まで級が上がるごとにLexile指標が徐々に上がっていくこと、またTEAPのLexile指標は英検準1級程度(約1200L)であることが示されました。

MetaMetrics社の行った別調査*1から、Japan Times やNew York Times等の英字新聞で扱われる記事は1350L程度であることがわかっているため、本レポートにより、英字新聞で扱われる英文は英検1級と同程度であることが判明いたしました。

原文 :

*1 WHITE PAPER