- 15アジア諸国からの採用増加に伴い、
必要となる英語力、社員研修に関する実情を教えてください。 -
所属:IT企業 ヒューマンリソースグループ
年齢:28歳
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つい先日、わが社でも外国人社員を積極採用する方針が決定しました。業務の効率化、マーケッ開発などで人材のグローバル化は現行の業務で必須であり、特に台湾・中国・インドなどのアジア諸国からの採用が増えそうです。日本と比較して中国の英語力は相対的に高いといわれていますが、実際はどうなんでしょうか? また、コミュニケーションは現地語の他に、英語がベースになると思いますが、グローバル化に対応した研修など参考にしたいのですが、ご教授いただけますでしょうか。
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私がお答えします。
Shane English School Taiwan
マネージング・ディレクター
Jennifer Huang
グローバル競争の趨勢に伴い、台湾企業も世界を視野において拡大しています。104の人材会社が調査分 析した報告書によると、台湾のIT産業のグローバル化とともに、社員の英語能力を求める企業が以前に比べて 著しく増えています。職種別には、コンピュータ関連、ソフトウェア関連、品質安全管理、法律及びコンサルティ ング、その他のプロジェクト研究の順で、社員に対する英語力のニーズはますます増加傾向にあります。現在、 ほとんどの企業が人材募集の際に英語能力を選考条件としており、外国語能力はもはや就職市場において最も 基本的な条件になっています。
台湾では85%の企業が英語能力を人材採用を行う際の判断材料としています。最も多く使われているのがGEPT(General English Proficiency Test)と呼ばれる半官半民の英語能力試験で49%の台湾企業に採用されています。またその他民間のテストとしてはBULATSやTOEIC®が挙げられ、国際的な認知度のため、外資系企 業に広く採用されています。既に企業に就職している人に対しては、7割近くの企業が昇進や海外派遣の際に、英語検定試験の成績を判断基準のひとつとして参考にしているといいます。現在、台湾自動車企業の多くは、海外に進出していますが、同企業の社員は課された英語試験の基準を満たさなければマネジャー以上に昇進す ることができず、また、海外駐在の機会も与えられません。さらに、最近の傾向として実際にビジネスで「使う」ス キルとしてライティング、スピーキングを重視する企業が著しく増加する傾向が見られます。
企業研修に関して、現在、台湾には数多くの人材育成トータルサービス企業が実にさまざまな専門の教育プログラムを設けており、企業と長期的な協力関係を築いています。企業研修コースの多くは、人事、経営、財務、営業といった分野に集中しています。また、従業員数の多い企業ほど、マネジメントコースの需要が高く、次が専門資格に関するコース、その次が英語とコンピュータコースです。英語コースは英文レポート、ミーティング、交渉などのビジネス英語、特に「話す」「書く」など、実務で戦っていけるような発信能力に重きを置いています。また、多くの企業は、第1段階として自社内の人材開発室が主催して研修プログラムを実施し、第2段階として社員を海外に駐在させ、短期間で企業文化及び現地の文化の違いを学ばせています。
世界の企業は無限競争時代に直面しています。将来、グローバル化の潮流に乗り最先端で競うためには、多言語能力は備えなければならない基本条件です。リスニング、リーディングのみのテストスコアに依存するのではなく、いかに実際に「使える」スキルを習得していくかが、企業が市場競争の中において限られた経費で必要な 人材を確保していくための重大な課題の1つです。
Shane English School Taiwan
Shane English School Taiwanは、台湾で英国式の幼稚園を含む、児童向けの英語教育を中心に43校を運営しており、講師派遣事業も展開している。また、世界中で英語教育を展開するサクソンコート・グループの一員である。サクソンコートは英国に本部を置き、日本・台湾・中国・ベトナム・ポーランド・南アフリカなどでスクール運営及び講師派遣事業を展開。また日本では子供だけではなく一般英会話にも力を入れており、ビジネス英語に特化したスクールも運営している。その質の高いレッスンは「顧客満足度調査(オリコンCSランキング)」でも3位にランクインし、好評を得ている。






