TOP>Working Under the Rising Sun>Curtis Mackenzie氏インタビュー


このコーナーでは、日本で働く外国人にインタビューし、外国人の視点から見た日本人や企業文化、社会、言語など、さまざまなテーマで話していただきます。第2回目のゲストは、人材派遣や企業研修を手がけているCurtis Mackenzie氏。
西欧と比べ、日本でビジネスをするのにはどのような違いがあるとお考えですか?
大きな質問からきましたね! 私の経験からすると、日本でのビジネスについて昔から言われてきたことは、今でもその多くが当てはまると思います。日本では、新しい関係を作る時には、信用と信頼性がとても大切です。ビジネス関係の構築は、欧米社会に比べると時間がかかりますが、長続きします。 日本でのビジネスのいい点は、いったん信頼関係がベンダー(売り手)とクライアント(顧客)の間に築かれると、その関係が長続きすると考えていいというところでしょう。コミュニケーションのスタイルも、よく話題になります。日本では、ビジネス上のやりとりや経営スタイルが間接的になる傾向があり、それが日本人スタッフと海外の担当者との間に問題を引き起こすことあります。多国籍なメンバーでチームを作るときには、いうまでもなく言語の問題に対処しなければなりませんが、それと同じくらいまたはそれ以上に、文化の違いや「ビジネス手法」の違いを乗り越える努力が必要になると思います。
カーティスさんの会社を通じて仕事を探す候補者に、どんなアドバイスをしますか?
何よりもまず求職者が、自分がどんなポストに興味を持ち、どのような資格を持っているのかをはっきりと自覚することです。そして次のステップとして、パワフルな履歴書を書けるようになることと、面接スキルを磨くことです。履歴書は特定の職務に向けてカスタマイズが必要。面接スキルは、履歴書の質よりもずっと重要です。というのも、多くの応募者たちが、質問にはっきりと答えないなどの基本的な面接ミスのために、2次面接、3次面接までたどり着けないからです。日本人以外の応募者にとっては、日本語能力は大きな壁ですが、言語能力が限られていても有能な専門家を受け入れる会社も増えてきています。
貴社の将来への展望は?
国内経済の成長、人口統計的変化、世界的なトレンド、増える企業合併、中国やインドの台頭といった要素が複合的に作用して、日本では今後5〜10年の間、雇用やトレーニングに関するサービスのへの大きな需要が続くと考えています。日本企業は競争力を保つために、これまで以上にキーとなる人材を雇用、育成し、保持していかなければならないでしょう。このような動きの中で、微力ながら当ビジョンコンサルティング社もお客様ができるだけ最強のチーム作りができるよう、お手伝いをして参ります。