英検の全員受験が、
生徒の意欲と自信を生み出す

滋賀県・草津市立高穂中学校

2014.03.17

新しい時代を担う、創造性豊かでたくましい人間の育成」を教育目標に、今年度創立30周年を迎える草津市立高穂中学校。同市が策定した「草津市子どもが輝く学校教育充実プログラム」への取り組みにも積極的だ。草津市が進める教育改革プログラムや同校の取り組み、その成果について取材した。

基本ルールを押さえた上で実践的な活動へ移る

城 京子先生

城 京子先生

 「mustと同じ仲間はなんやったかな?」という先生の質問に、次々と手が挙がり、“can!”“will!”と生徒の大きな声が飛び交う。2年3組の英語の授業は活気に満ちている。教壇に立つ高野智加子先生は、教室に設置された電子黒板に単語リストを映し出しながら、助動詞mustを使った例文を書き出す。毎回、授業の最初には単語テストを行い、その後は教科書に沿って進める。この日の授業は文法学習が中心だったが、学んだ文法を使う実践活動として、ペアワークやグループワークなども多く取り入れているという。
 高穂中学校の英語の授業の進め方について、英語科の城 京子先生は「4技能をバランスよく取り入れるという基本に忠実になり、生徒の頭に英語が定着するよう心掛けています」と語る。新しい単元に入るときには、単語や文法、表現などをしっかりと押さえてから、具体的な使い方の演習に移る。「意味をきちんと理解しないまま、とにかく聞いてみよう、音読してみようというのでは、中途半端になってしまいます。英語学習は、そのとき楽しく行うだけでなく、継続できることが重要と考えます」と、城先生は強調する。