沖縄の中高生の「英検取得率」日本一を
目指して
「英語立県沖縄推進戦略事業説明及び中学・高校英語担当合同研修」開催

沖縄県教育委員会

2014.03.17

グローバル時代に通用する人材を育て、沖縄の子どもたちの英検取得率を日本一に――。沖縄県教育委員会が打ち出し、「英語立県沖縄推進戦略事業」を教育関係者に説明し、英語教員の指導力を高める研修会が、このたび沖縄市民会館で開催された。大城浩沖縄県教育長や、文部科学省初等中等教育局の太田光春視学官らが講演し、新潟県立教育センターの小林英男先生や大分県教育センターの牧寛子指導主事が授業実践を行った。

歴史的背景と地理的要件を生かしてコミュニケーション能力を向上させる

 14世紀から16世紀にかけて、他国との交易活動によって経済が発展していった琉球王国では、「友好による共生」の思想を最も大切にしていた。そうした歴史的背景を持つ沖縄県は現在、観光立県として海外からの旅行者も多く訪れ、アジアにおける国際物流の拠点としての役割も担う。また、今年9月に開設される沖縄科学技術大学院や、昨年開校した沖縄アミークスインターナショナルなど、県民が英語に触れる環境が広がっている。県民人口当たりの英検志願者数も全国で最多である。だが、県教委によれば、「児童・生徒の多くは国際交流活動や外国人との交流に際し、必ずしも語学力が十分ではない状況」にあり、国際共通語である英語のコミュニケーション能力向上が強く求められている。
 そこで、今年度より、歴史的背景や地理的要件を生かしたグローバルな教育先進地域づくりを目指す「英語立県沖縄構想」の推進事業がスタートした。5月上旬に開催された、「英語立県沖縄推進戦略事業説明及び中学・高校英語担当合同研修」は、事業への理解を促し、英語教員の指導力を向上させる取り組みだ。会場には、県立高等学校長や教育事務所長をはじめ、特色ある英語教育を行う中学校の校長、中学・高等学校の英語教員が多数集まった。