平成の松下村塾を目指して
次代のリーダーを育成する

慶進中学校・高等学校

2014.04.30

2013年度に創立10周年を迎える慶進中学校・高等学校は、山口県宇部市における中高一貫教育の先駆けとして開校した。意欲的に学び、充実した学校生活を送る生徒たちは、自分の夢に向かって邁進(まいしん)している。同校の英語教育と英検への取り組みについて取材すべく、現地へ向かった。

宇部初の中高一貫教育の進学校を目指して

加治英雄校長

加治英雄校長

 1928年に設立された宇部裁縫女学校(のちに宇部女子中学校・宇部女子高等学校に改称)に端を発する慶進中学校・高等学校。地元の要望に応える職業系の実践的な女子教育に定評があったが、時代の流れのなかで学校のあり方が見直され、その柱として「男女共学」と「中高一貫教育」が掲げられた。
 2002年、まず宇部女子高等学校の共学化に取り組み「慶進高等学校」と改称。さらに2004年に、宇部女子中学校を再開する形で「慶進中学校」を併設。中高一貫教育を開始し、大学進学を重視した進学校として新たなスタートを切った。加治英雄校長は、「宇部には、長い歴史と高い進学実績を誇る県立U高等学校があります。本校は今日まで『U高に追いつけ、追い越せ』という意識で中高一貫教育を進めてきましたが、それにはまず、宇部にこれまで存在しなかった中高一貫校という新しい教育システムについて、地元の理解を得ることが必要でした。そこで進学校として、進学実績を高めていくことで、地元の信頼を厚くすることを目指しました。幸いなことに、本校の先生方はどの先生も教育の熱意にあふれ、生徒たちの学力を十分に引き伸ばしてくれています。その結果、九州大学や大阪大学、東京大学などへの進学実績も伸びています」と話す。