岐阜県編

組織力を生かした
英語教育の向上

岐阜大学教育学部附属中学校 副校長 後藤信義

2014.04.30

post office 飛脚所、railway 火輪車ノ道、custom-house 運上所

 これは、岐阜県の岩村藩に残る、江戸末期(1862年)に出版された英和対訳袖珍(しょうちん)辞書(注)の一部である。この辞書ができる以前は写本であったので、印刷版としては、日本での最初の英和辞典である。蘭学に素養がある藩士の誰かが、都との交流の中で買い求めたのであろうが、英語への関心は高かったようであり、それが現在まで受け継がれている。
(注)袖珍:小型の(例:袖珍本)
 岐阜県の英語教育の特徴は、県内の中学校及び高等学校の英語教師が英語研究会を作り、組織として結束して、活発に活動している点である。
 ここでは、平成20年度の県中学校英語科研究部会の活動を中心に紹介する。