ふるさとに学び、世界に学び、未来を切り拓く
児童・生徒を育成する
~北海道・鹿追町小中高一貫教育研究大会

北海道・鹿追町

2014.04.30

北海道鹿追町は、地域全体で「カナダ学」(英語教育)と「地球学」(環境教育)を両輪に、小中高一貫教育を推進している。2011年9月16日(金)、これまでの研究成果と児童・生徒の成長した姿を広く公開する研究大会が開かれた。

カナダ学と地球学を研究課題とした小中高一貫教育

瓜幕小学校(カナダ入門)授業の様子

瓜幕小学校(カナダ入門)授業の様子

 鹿追町が小中高一貫教育を本格的に導入したのは平成15年度。5つの小学校と2つの中学校、そして鹿追高等学校の計8校が、「連携型中高一貫教育」と「小中高一貫した英語教育(カナダ学)」の研究で文部科学省の研究開発学校の指定を受け、9年間にわたって取り組んできた。12年間の一貫した英語カリキュラムを推進する原動力になったのは、小学校。教員自身が、誰でも英語指導ができる独自の英語教科書「カナダ入門」と教師用指導書を作成し、家庭学習用の「カナダノート」、「音声CD」を生徒に配布するなど、町の英語教育の改善を図ってきた。21年度の2学期からは、A・B・Cの3段階評価も取り入れている。
 中学校では、通常の英語学習時間以外に、「カナダ入門」と連動した独自の英会話教科書「カナダ基礎」を使い、各学年週1時間、年間35時間、高校では「カナダ研究」という独自の教科書を用いて、オーラル・コミュニケーションの時間を使って週2時間の授業が行われる。高校は、特別進学、国際教養、情報ビジネスの3コース制で、「カナダ研究」は国際教養と情報ビジネスの必修科目となっている。