よ く あ る ご 質 問

従来の英検®
新方式の英検を知ろう!
~入試に向けた学習プランとは?~

はじめに…
日本英語検定協会がお伝えしたいこと

「今後、英検は大学入試で使えなくなるのですか?」 「英検は無くなるのですか?」 「今、高校1年生ですが、これから3年間で、英検のどの方式を受験していけばよいのですか?」

そんなことを疑問に思われる皆様も多いのではないでしょうか。 そこで、2020年度に高校生3年生となり、「大学入学共通テスト」を受験することになる、 現在の高校1年生および中学生、保護者、 そしてその関係者(高等学校、各種教育機関)の皆様に、 耳寄りな情報をお伝えいたします。

大学入試で活用できる英検は全部で4方式!!

本題に入る前に、まずは用語の整理からしていきましょう。

2021年度入試で押さえてほしい用語

センター試験
共通一次試験に代わり、1990年度から国公私立大学を対象として実施。
2011年度からは、AO入試を実施する際に利用を留意することが明記された
大学入学共通テスト
現行の大学入試センター試験に変わり、2021年度入試から実施されるテスト
  • 英語に関しては、外部資格・検定試験の活用が決定
大学入試英語成績
提供システム
2021年度入試から大学入学選抜における外部資格・検定試験の活用を支援するために独立行政法人大学入試センターが設ける具体的な仕組み

現在実施されているセンター試験は、2018年度の高校1年生が受験する2021年度大学入試から、「大学入学共通テスト」へと移行します。それに伴う大きな変化の1つとして、英語試験については、「大学入学共通テスト」の枠組みの中で英検協会のような民間業者等が提供する外部資格・検定試験を活用することになりました。

そして、大学入学者選抜における資格・検定試験の活用を支援する仕組みとして、独立行政法人大学入試センターによって「大学入試英語成績提供システム」が設けられます。今後は各大学で、このシステムを介する入試と、介さない入試が実施されることになります。そこで、英検は従来実施してきた方式に加え、新たな3つの方式を実施することになりました。

2018年度現在の高校1年生が、3年後の大学入試で活用できる英検の各方式は、4種類あります。

2018年度高1生以降の英検受験について

【各級の問題形式と難易度は①〜④全て同じ】

現在、英語外部資格・検定試験において
9割が従来の英検を活用!!

2018年度大学入試(現大学1年生が受験した入試)での英語外部資格・検定試験を活用している大学のうち、従来の英検はどのくらい採用されているのでしょうか。

まず、推薦・AO入試においては、全762大学中335大学(約44%)が活用し、そのうち、約95%の大学で、従来の英検が採用されています。一般入試においても、全762大学中152大学(約20%)が活用し、そのうち、約90%の大学で、従来の英検が採用されているのです。(旺文社教育情報センター調べ)

推薦・AO入試に限らず、一般入試でも 英語外部資格・検定試験の活用が進む

英語外部資格・検定試験を活用する大学数

推薦・AO入試

一般入試

その中でも英検の採用率は90%を超えている

大学における英語外部資格・検定試験の採用率

推薦・AO入試

一般入試

従来の英検と新方式の英検って何が違うの?

 英検新方式が大学入試成績提供システムに認定

1回の試験で4技能全て受験できる方式である以下の3方式が認定

従来型と新方式 いずれも同じ「英検」

【いずれも同じ「英検」資格として利用可能】

従来の英検と新方式の問題形式・内容は、全く変わりません。実施方式が変わるだけです。 そこで、新方式の英検が、従来の英検とはどのような違いがあるのかをご紹介します。

  1. 英検(従来型)
    一次試験(Reading / Listening / Writing)の合格者のみが、二次試験(Speaking)を受験します。
  2. 英検2020 2 days S-Interview
    実施方式は英検(従来型)と変わらず、Reading / Listening / Writingは紙の試験を受験し、Speakingは対面式の面接を別日程で受験します。Reading / Listening / Writingの合否を問わず、全員がSpeakingを受験します。
  3. 英検2020 1 day S-CBT
    Reading / Listening / Writingは紙の試験を受験し、Speakingはコンピュータを使った録音式の試験を受験します。4技能全ての試験を1日で受験することができます。
  4. 英検CBT
    Reading / Listening / Writing / Speakingの4技能全ての試験を、コンピュータを使って1日で受験します。Speakingはコンピュータを使った録音式の試験となります。

新方式に合わせた受験準備は必要ですか?

 英検(従来型)と比較して……

英検(従来型)と全く同じ形式であり、英検従来型と同じ準備でOK‼ PCが苦手な人にもおススメ‼
スピーキングが録音式のため、対面式の面接に緊張する人におススメ‼ 1日で試験がすべて終了します‼
特にライティングテストでタイピングが必要なため、 PC操作が得意なひとにおススメ‼
  • 文部科学省後援名義は今後申請予定

4方式で実施される英検について、「どのような受験準備が必要ですか?」といったお問い合わせが、英検協会に寄せられています。 上記は、英検(従来型)と比較した実施方式別に必要な試験準備です。

英検2020 2 days S-Interview
従来の英検と全く同じ形式ですので、同じ準備で大丈夫です。また、コンピュータの操作が苦手な人にもおススメです。
英検2020 1 day S-CBT
Speakingテストが録音式のため、対面式の面接に緊張しやすい人にメリットがあります。 ただし、制限時間があるため、コンピュータやタブレット端末への録音に慣れる必要あります。
英検CBT
Windowsパソコンの基本的な操作(マウスクリック、キーボード入力)をできることが必要

皆さんの得意・不得意に応じて、実力をもっとも発揮できる実施方式を選んで受験しましょう。

高1年生は、大学入試に向けて
どの方式を受験すればよいの?

高校2年生まで
①英検(従来型)を受験 (④英検CBTでも可)
高校3年生になったら
「大学入試英語成績提供システムを介する入試」を受験するか否か目標を定め、①~④の中から自分に合った方式で受験

【各級の問題形式と難易度は①~④全て同じ】

高校1年生、2年生の間はどの方式の英検を受験したらよいのでしょうか。

2018年度高1生以降の英検受験について

英検CBTは2018年度8月から実施し、英検2020 2 days S-Interviewと英検2020 1 day S-CBTは2019年度から実施されます。また、英検2020 2 days S-Interviewと英検2020 1 day S-CBTは高校3年生(高卒生など含む)のみが受験できる試験です。

2年生までに受験できる方式は、従来の英検と英検CBTのみになります。この2つの方式のうち、自分に合う方式を受験してください。そして高校3年生になったら、志望大学の入試要項に応じて受験する方式を選ぶことになります。

例えば、「大学入試英語成績提供システムを介する入試」を受験する場合は、3つの新方式から受験することになります。

「大学入試英語成績提供システムを介さない入試」のみを受験する場合は、従来の英検もしくは、3つの新方式のいずれかを受験することになります。

まとめ

高校2年生まで
①英検(従来型)を受験 (④英検CBTでも可)
高校3年生になったら
「大学入試英語成績提供システムを介する入試」を受験するか否か目標を定め、①~④の中から自分に合った方式で受験

【各級の問題形式と難易度は①~④全て同じ】

4つの方式の問題の形式・内容は変わりません。変わるのは実施方式だけです。 まずは高校2年生までに英検(従来型)、英検CBTで英検の問題形式に慣れておくとよいでしょう。

保護者の皆様、教育関係者の皆様へ

大学入試が今後大きく変わっていくなかで、日本英語検定協会は公益財団法人として、高校生の皆様が大学入試に向けて安心して英語学習に取り組むことができますよう、また、高校生の学習を支えていらっしゃる保護者様ならびに教育関係者の方々にも、お役に立てるべく最新の情報を随時ご提供し、英検をはじめとする各種資格・検定試験を円滑に運営してまいります。

引き続き、英検を英語学習の道しるべとしてご活用いただきながら、大学入試においても、各大学の活用状況に応じてご受験いただけますようお願い申し上げます。

よくあるご質問と回答

英検の各方式で、合否判定方法やCSEスコアなどに違いはありますか?

違いはありません。出題内容、難易度、採点基準、合否判定方法など、全て同じです。 英検CBTを含め、いずれも同じ「英検」資格として利用可能です。

今後、どの方式の英検を受験するのがよいですか?

「大学入試英語成績提供システム」を介した入試を目指す場合は、「英検2020 S-Interview」、「英検2020 1 day」「英検CBT」をご受験ください。 「大学入試英語成績提供システム」を介さない場合、引き続き英検(従来型)をご受験いただけます。

実用英語の普及・促進、英語力向上のため、英検協会は、英検(従来型)の実施・運営を継続します。大学入試についても、私立大学での一般入試をはじめ、「大学入試英語成績提供システム」を介さない大学入試では、従来型の英検をご利用いただけます。

どの方式で受験しても、同じ価値の資格ですか?出願の際に有利不利は発生しませんか?

同じ資格です。新方式でも級認定されます。
出願に際し、有利不利は発生いたしません。

現在取得している英検資格はなくなりませんか? これからも有効ですか?

取得した英検資格は半永久的なもので、今後も有効です。 現行の英検(従来型)は、今後も変わらず年3回実施し、引き続きご利用いただけますので、ご安心ください。

将来、現行の英検(従来型)はなくなるのですか?

現行の英検(従来型)は、今まで通り引き続きご利用いただけますので、ご安心ください。 このたび採用となりました、新方式におきましても、運営方法以外は、現行の英検(従来型)と問題構成や級認定、技能別スコア等、全く同じものです。

英検(従来型)が大学入試英語成績提供システムの参加要件を満たさなかったのはなぜですか?

一次試験の合格者のみが二次試験を受験できる仕組みとなっており、参加要件第4の3(1回の試験で英語4技能の全てを(中略)評価するものであること)を満たしていると確認できないと判断されたためです。

現在、高校1年生で、英検2級を取得しています。 2020年度以降に大学受験する際、再度英検を受験する必要がありますか?

「大学入試英語成績提供システム」を介さない推薦・AO入試や一般入試におきましては、取得済みの英検資格をそのままご利用いただけます。ただし、入試要項が変更されるかもしれませんので、各大学の入試要項をご確認ください。 2020年度以降に「大学入試英語成績提供システム」を介した「大学入学共通テスト」等の受験が必要な場合、高校3年生の4月から12月の期間に、新方式の英検を受験いただく必要があります。

「大学入学共通テスト」利用の大学を志望する生徒に対して、高校2年生までの期間、どの英検を受験させるのがよいですか?

英検(従来型)と新方式の英検は、問題構成や級認定、技能別スコア等、全く同じものです。受験方法(英検CBTはコンピュータで受験、 英検2020 1 dayと英検CBTは一次試験とSpeakingテストを同日実施 )が異なります。 高校2年生までは、英検(従来型)を受験いただき問題構成等に慣れていただくことをお勧めします。

2020年度以降に「大学入学共通テスト」等の受験が必要な場合、高校3年生の4月から12月の期間に、新方式の英検を受験いただく必要があります。実施級や実施方式、試験日数に合わせて、最適な新方式の英検をご受験ください。

  • 英検2020 S-Interviewおよび英検2020 1 dayの実施時期等の詳細については現在検討中です。決定次第速やかにお知らせいたします。

2020年度以降に「大学入学共通テスト」等の受験が必要な場合、高校3年生の4月から12月の期間に、新方式の英検を受験いただく必要があります。実施級や実施方式、試験日数にあわせて、最適な新方式の英検をご受験ください。

高校2年生ですが、英検2020 S-Interviewと英検2020 1 dayの受験はできますか?

対象は大学入試センターより指定された高校3年生(高卒生等を含む)に限定しております。

  • 英検2020 S-Interviewおよび英検2020 1 dayの実施時期等の詳細については現在検討中です。決定次第速やかにお知らせいたします。

一次免除資格があれば、英検2020 S-Interview、英検2020 1 day、英検CBTの二次試験から受験することはできますか?

英検(従来型)で一次試験免除資格を取られた方は、英検2020 S-Interview・英検2020 1 day・英検CBTのSpeakingテストのみをご受験いただくことはできません。

高卒生(社会人)ですが、英検2020 2 days S-Interviewと英検2020 1 day S-CBTの受験はできますか?

高卒生などの方が受験いただけることを念頭に置いておりますが、今後大学入試センターから公開される高卒生などの受験の方針に従って検討します。

英検CBTの具体的な内容を教えてください。

英検CBTウェブサイトをご覧ください。
http://www.eiken.or.jp/cbt/