
中等部ではコミュニケーションに重きを置く、あるいはコミュニケーション活動が可能なコースが各学年で設定されています。
「英語2」と呼んでいるコースはネイティブ・スピーカーと日本人のティーム・ティーチングを週2時間授業を行い、コミュニケーションを中心とした英語の運用面を鍛えます。
「英語3」は各学年で習熟度に合わせて、1・2年生では2分割、3年生では3分割し、ベーシック・クラスは英文法を中心に、インターミディエイトおよびアドヴァンスト・クラスではリーディングやライティングに重点を置きます。
こうした授業の中で、主に音声学習の補完としての教材および家庭で自主的に学習できる教材を長年検討してきました。しかしながら適切なものが、紙ベースでもコンピュータソフトでも見つかりませんでした。児童英検オンライン版が開発され、紹介をしていただいたので、すぐに試してみました。利用を決定した理由は4つあります:
1. e-learningであること。
上記の通り、週1時間から2時間のネイティブとの授業だけでは、絶対的に英語の音声を聞く時間が少なく、なかなか効果が上がりません。児童英検オンライン版のラーニングを使えば、各自のペースで多くの英語を聞くことができ、またコンピュータに履歴が残り、チェックができるので無駄のない学習が可能であると考えました。
2. 教室以外の場所で、音声シャワーを大量に浴びさせることが可能であること。
主に小学生向けであるとのことでしたが、楽しく、チャレンジが可能な仕掛けをたくさん持ち合わせているため、中学1年生でも飽きることなく学習を進めることができ、語彙の増強が期待できると思いました。
3. 各自の学習進度が「トータル・パワー」という形で反映され、自分の学習進度をその都度その場で確認ができること。
目に見える目標があることで、生徒のやる気は変わってきます。この機能があるので各自で目標を設定しやすく、また、到達目標に対して達成感を持てると思いました。
4. 教員が自分のパソコンで学習状況を管理できるので、リアルタイムで学習の進捗状況をつかむことが可能なこと。
生徒が単純に自習するのでは効果が薄れます。オンライン版は教員が学校や自分のパソコンで管理者画面で進捗をチェックし、適切なアドバイスをすることが可能です。また、固定端末パソコンへのインストール式とちがって、インターネットにアクセスできる環境があれば、世界中、24時間、いつでも利用できるので、生徒が自分で考えてペース設定をすることができます。私は課題の締め切りを毎回「日付が変わるまで」と設定しています。

1.慶應義塾中等部の英語学習
2.児童英検オンライン版を利用した理由
3.どのように授業・課題に組み込んだか
4.児童英検オンライン版の効果・メリット
5.児童英検オンライン版の利点