英語技能別一覧 EIKEN BULLETIN 英検 研究助成 報告書

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B:実践部門

EIKEN BULLETIN vol.27 2015

テレビ会議システムを使用した異文化間プレゼンテーション能力の向上のための指導【共同研究】
―オーストラリアの高校生とのテレビ会議授業を通して―

北海道/北海道千歳高等学校 教諭・代表者 山崎 秀樹

▼研究概要
本研究は,異文化間プレゼンテーションの経験がない生徒が,オーストラリアの高校生とのテレビ会議システムを通じて,英語による異文化間プレゼンテーション能力を,どのように,どれくらい向上させるのか,また,英語による双方向の即時的なコミュニケーションが,英語プレゼンテーションへの心理的障壁を取り除くことができるのかを検証した。その結果,① プレゼンテーションとそれに向けての準備が,英語力(特に話すこと・書くこと)を向上させること,② 異文化にいる相手にも伝わるよう,プレゼンテーションの構成やデリバリーの工夫をすること,③ 異文化間コミュニケーションの差異に気づくこと,④ 同世代の生徒を相手に双方向かつ即時的なコミュニケーションを通して,英語を使うことへの自信が向上すること,⑤ 以降のプレゼンテーションスキルの向上や英語学習への動機づけが強化されることがわかった。
▼キーワード
研究対象
高校生
研究メインテーマ
海外交流
プレゼンテーション
研究関連テーマ
国際理解
ポートフォリオ
ルーブリック評価
テスト・分析方法
自由記述アンケート
5件法アンケート
必要技能
スピーキング
プレゼンテーション
英検 対象級
-

C:調査部門

EIKEN BULLETIN vol.26 2014

Peer Coaching が授業改善に与える影響・効果の検証
―拠点校・協力校制度の中での英語教師の意識―

秋田県/大仙市立大曲中学校 教諭(兼)教育専門監 吉澤 孝幸

▼研究概要
本研究は、同僚とのティームティーチングを通した授業改善であるPeer Coachingの影響・効果を「拠点校・協力校制度」の中で検証しようとしたケーススタディである。実践の切り口として、暗記や原稿を読み上げて話すスタイルからの脱却をめざした「メモに基づいたスピーキング指導」を設定し、授業改善を拠点校と協力校で共通実践した。これらの実践項目を、拠点校から協力校へ波及させる際に、教員が受ける影響・効果は拠点校と協力校の間で、どの程度違いが生じるのかどうかについて教師や生徒への質問紙などを中心として調査した。この実践で取り入れた指導に対する「肯定の度合い」は3校の間で有意な違いはないものの、Peer Coachingの実施回数に起因すると思われる違いは認められた。また、協力校の教員はPeer Coachingに対してどのような意識を持っているか、この点についても明らかにすることを試みた。
▼キーワード
研究対象
教師・教職者
研究メインテーマ
ティームティーチング
研究関連テーマ
Can-do リスト
授業計画
スピーキング指導
ティームティーチング
プレゼンテーション
テスト・分析方法
授業観察
4件法アンケート
必要技能
リーディング
スピーキング
プレゼンテーション
英検 対象級
-

B:実践部門

EIKEN BULLETIN vol.25 2013

高校生が地元を英語で紹介し海外の学校との交流を促進するノウハウを構築する
―FACEBOOK を活用して―

富山県/富山国際大学付属高等学校 教諭 林 要昭

▼研究概要
本研究は、本校国際英語コース生徒および英語部員を対象にした研究である。参加生徒が少しでも円滑に英語を発話できるよう、彼らが英語を使わざるを得ないような状況を創出するために、地元富山の観光地とお祭りを海外の姉妹校の同世代の生徒に向けて発信してみようという試みを実践した報告である。 この報告では以下の3点について参加生徒の積極的な変容を観察することができた。参加生徒の積極性と自主性が今後、海外の姉妹校との交流にプラス効果をもたらすと同時に、他の地域の高校にも良い刺激となって海外の高校とコンピュータで交流する学校が増えればよいと願って地域を英語で紹介するという実践をした報告である。(後略)
▼キーワード
研究対象
高校生
研究メインテーマ
インターネット交流
海外交流
研究関連テーマ
コンピューターリテラシー
プロジェクト型学習
テスト・分析方法
インタビュー
質問紙法(アンケート)
必要技能
ライティング
スピーキング
プレゼンテーション
英検 対象級
-

C:調査部門

EIKEN BULLETIN vol.25 2013

在外日本人学校の高校生の持つ特異性の検討と新たな教育活動の提案
―学習ビリーフ,学習動機,学習ストラテジーに着目して―

中国/上海日本人学校高等部 教諭 関谷 弘毅

▼研究概要
本研究では、在外日本人学校高校生に対して効果的に機能する教育活動を模索し、それとともに在外日本人学校の高校生が持つ学習ビリーフ、学習動機、学習ストラテジーを日本の一般の高校生と比較検討をした。 調査1では、語学力研鑽のための宿泊合宿プログラムを実施し、参加者の学習観、学習動機、情緒要因に与える影響を検討した。その結果、文法に対する意識が高まり、正確に英語を理解し使おうとする態度が高まる傾向が見られた。 調査2では、在外日本人学校の高校生が持つ学習ビリーフ、学習動機、学習ストラテジーを日本の一般の高校生と比較検討した。その結果、日本の高校1年生の方が上海日本人学校高等部2年生よりも文法を重視する傾向が高かった。また、他人につられて学習行動をとりがちであることを示す「関係志向」が在外日本人学校の高校において、2年生の方が3年生より高かった。今後、現地語をESLの習得と同じ環境で学ぶ在外日本人学習者にとって、その経験が英語学習にも影響を与えるという視点を持って研究がなされることが望まれる。
▼キーワード
研究対象
高校生
研究メインテーマ
在外日本人学校
研究関連テーマ
ESL(English as a Second Language)
学習動機
情意面
テスト・分析方法
t検定
5件法アンケート
必要技能
リーディング
リスニング
プレゼンテーション
英検 対象級
-

B:実践部門

EIKEN BULLETIN vol.24 2012

ノンネイティブ・スピーカー講師が高校生に与えた影響
―英語と日本語の発表・交流活動より―

宮城県/白石高等学校 教諭 佐藤 幸恵

▼研究概要
日本の英語教育界では英語教師と言えばネイティブ・スピーカー(NS)が好ましいというネイティブ信仰が根強いと言われているが、英語を世界諸英語としてとらえ、使用者同士での有効な英語使用に重きを置く昨今の動きなどに着目すると、ノンネイティブ・スピーカー(NNS)教師を積極的に活用することで独自の効果を生むことができるのではないかと考えられる。 この仮定をもとに、高校2年生対象の選択科目においてNNS講師を迎え発表活動を行った。 2期を設定し、各期の最後に高校生は講師たちの国について英語で、講師は日本語で日本と自らの母国についての発表を行い、その後、英語・日本語の交流会を持つというものである。 結果として、講師たちがNNSとして英語を使っていることが高校生にとって英語学習の強い動機づけとなる点などが明らかになった。
▼キーワード
研究対象
高校生
研究メインテーマ
ノンネイティブスピーカー
研究関連テーマ
JETプログラム
JTE
国際理解
コミュニケーション
世界諸英語
テスト・分析方法
自己評価シート
プレゼンテーション
リスニングテスト
4件法アンケート
必要技能
スピーキング
プレゼンテーション
英検 対象級
英検準2級
英検3級

B:実践部門

STEP BULLETIN vol.22 2010

高校生の英語ディベート活動は英語スピーキング力と批判的思考力を伸ばすのか【共同研究】

鹿児島県/鹿児島県立志布志高等学校 教諭・代表者 有嶋 宏一

▼研究概要
本研究は,高校生の英語ディベート活動が英語スピーキング力と批判的思考力に及ぼす効果について調べたものである。仮説として,英語ディベート活動により,英語スピーキング力と批判的思考力は伸びるとし,またその両者にも相関関係があるとした。生徒の批判的思考力と英語スピーキング力は英語ディベート活動の前後で2回ずつ計4回調査された。また英語ディベート活動後,生徒に試合前,試合途中,試合後,感じたことを振り返ってもらい,それぞれ自由記述式で書かせた。  結果として,仮説は支持され,英語ディベート活動の後で,英語スピーキング力と批判的思考力が伸びることが示唆された。また英語ディベート活動後,批判的思考力と英語スピーキング力全体と流暢さと複雑さに相関があることが示された。
▼キーワード
研究対象
高校生
研究メインテーマ
ディベート
研究関連テーマ
スピーキング能力
批判的思考力
文法力
流暢さ
テスト・分析方法
自由記述アンケート
相関係数
テューキー法
二元配置分散分析
プリテスト/ポストテスト
必要技能
リスニング
スピーキング
プレゼンテーション
英検 対象級
-

B:実践部門

STEP BULLETIN vol.22 2010

英語プレゼンテーションに特化した授業による論理的思考能力を高める試み【共同研究】
―戦略的な英語プレゼンテーション技術の向上をめざして―

兵庫県/兵庫県立国際高等学校 教諭・代表者 眞田 弘和

▼研究概要
本研究は,英語プレゼンテーションに特化した授業を通して,論理的思考力の伸長を図るために行われた実践研究である。  スライドやスクリプト作成のノウハウを体系化し,その指導手順に従って授業を進めることで,生徒の意識やプレゼンテーションスキルがどのように変わっていったのかを観察した。  4月当初と12月に行った質問紙による調査や生徒が作成した各学期でのスライドとスクリプトを比較することにより,私たちが取り組んだ手法(GUEPメソッド)で,自ら情報を発信し,自分の考えを論理的に英語で発表する力が向上したことが明らかとなった。  また,質問紙による調査の項目を使って,論理的思考力を測る評価指標モデルを作り上げた。  一方で,ビジネスでの経験や知識もない生徒に,論理的根拠を示すデータを実際に短時間で調査させることは困難であることが判明した。  課題としては,生徒が情報収集を行いやすくかつ提案が実現可能なテーマを設定することが必要である。
▼キーワード
研究対象
高校生
研究メインテーマ
プレゼンテーション
研究関連テーマ
英語運用能力
国際理解
コミュニケーション能力
プレゼンテーション
テスト・分析方法
自由記述アンケート
4件法アンケート
必要技能
プレゼンテーション
英検 対象級
-

B:実践部門

STEP BULLETIN vol.19 2007

中学校英語表現活動指導の改善【共同研究】
―タスクは実践的コミュニケーション能力の育成に効果があるか―

千葉県/市原市立国分寺台西中学校 教諭・代表者 村井 樹代実

▼研究概要
本研究は千葉県内5地区の英語教員が,「タスク」(task)が日本の中学校でどの程度有効なのかを検証したものである。日本の中学校で従来行われてきた「導入」(Presentation),「練習」(Practice),「表現活動」(Production)の指導過程で,「導入」と「練習」は授業の中で十分に行われてきたが,実践的コミュニケーション能力育成に欠かせない最後の「表現活動」はなかなかできていない現状がある。そこで,中学校の英語教師がめざしている実践的コミュニケーション能力を育成するために「タスク」に着目し,「表現活動」の段階に「タスク」を活用することでどのような英語力を中学生に身につけさせ,またどのような力を引き出せるかを検証した。 本研究では学習指導要領に示されている実践的コミュニケーション能力の基本的要素を,語彙数,流ちょうさ,正確さ及び意味交渉ととらえた。5つのタスクの実践前後に「事前テスト」(Pre TEST)と「事後テスト」(Post TEST)を実施し比較することにより,「タスク」の有効性を検証した。指導過程は基本的にはWillis(1996)のタスクフレームワーク(表1)を参考にした。また,Schmidt(1990,pp.129-158)の「言語の意識化が言語習得を促進させる」という理論に基づき,タスク終了後の振り返りの場面を重視した。生徒自らが使用した英語の表現や文法表現の誤りや不十分さに気付き,自らが修正できるような「気付かせる」時間をタスクフレームの中に位置付け,同じタスクをそれぞれ2回ずつ行った。本研究は「語彙数」,「流ちょうさ」,「正確さ」,「意味交渉」が量的,質的にどのように変化したかの実践報告である。
▼キーワード
研究対象
中学生
研究メインテーマ
スピーキング指導
研究関連テーマ
インタラクション
学習指導要領(中学校)
異なり語数
語彙力
実践的コミュニケーション能力
正確さ
タスク
流暢さ
テスト・分析方法
プリテスト/ポストテスト
プレゼンテーション
必要技能
スピーキング
プレゼンテーション
英検 対象級
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B:実践部門

STEP BULLETIN vol.18 2006

中学生への英語教育における「デジタルポートフォリオ」の有効性

兵庫県/兵庫県立芦屋国際中等教育学校 教諭 岩見 理華

▼研究概要
本研究の目的は「デジタルポートフォリオ」の教育的効果に着目し,英語教育へ応用することの可能性と課題について検討することである。具体的には中学校の英語の自己表現活動の授業において,従来のペーパーベースのポートフォリオを用いた実践の効果と課題について明らかにした上で,公立学校の教育現場で容易に利用可能な汎用アプリケーションソフトを用いたデジタルポートフォリオの授業をデザインした。その実践結果から観点ごとの学習者のパフォーマンスの評価についてポートフォリオとデジタルポートフォリオの間に統計的にはほとんど有意な差は表れなかったが,生徒の態度の観察やアンケートの回答の分析からデジタルポートフォリオの活動が学習者に積極的に評価され,特にふりかえりの活動において有効であることが示された。また学習の記録をWeb 上に公開することや既存のオンラインソフトの導入,デジタルポートフォリオを用いたスピーキングの評価方法についての課題も明らかになった。
▼キーワード
研究対象
中学生
研究メインテーマ
ポートフォリオ
研究関連テーマ
Show&Tell
自己評価
相互評価
表現力
プレゼンテーション
テスト・分析方法
Χ²検定
ウィルコクソンの符号付順位和検定
自由記述アンケート
5件法アンケート
必要技能
ライティング
スピーキング
プレゼンテーション
英検 対象級
-

A:研究部門

STEP BULLETIN vol.16 2004

中学校選択英語科のライティング学習における教授ツールとしての簡略ポートフォリオの効果に関する事例研究

千葉県/沼南町立高柳中学校 教諭 松崎 邦守

▼研究概要
本事例研究では,中学校2年生を対象とした選択英語科のライティング学習(50分授業×9回)において,教授ツールとしての簡略ポートフォリオを適用し,その効果について検討した。同ポートフォリオは,Matsuzaki(2003)が看護専門学校1年生を対象としたライティング学習において開発したものを,本研究に即して簡略化したものであった。事後アンケート調査の分析結果から,①本ポートフォリオを活用したライティング学習が,ARCS動機づけモデルの4観点から学習者によって肯定的に評価されており,同学習に対する学習意欲の向上に効果があったことが認められた。また,②本ポートフォリオを特徴づける「ガイドラインの明示」が本ライティング学習に対する見通しに,並びに「カンファレンスの実施」が学習の振り返りや修正及び学習意欲の向上に有効であったことが確認された。更に,事前・事後テストの分析結果から,③本ポートフォリオを活用したライティング学習が,本ライティング学習の目標を達成する上で効果があったことが示唆された。
▼キーワード
研究対象
中学生
研究メインテーマ
ポートフォリオ
研究関連テーマ
学習意欲
コミュニケーション
プレゼンテーション
メタ認知
ライティング指導
テスト・分析方法
Χ²検定
自由英作文
自由記述アンケート
分散分析
プリテスト/ポストテスト
ライアン法
3件法アンケート
5件法アンケート
必要技能
ライティング
プレゼンテーション
英検 対象級
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