Froggy Gets Dressed

Jonathan London  文 Frank Remkiewicz イラスト


今月ご紹介するのは、ある冬の日に慣れない身支度に奮闘するカエルのFroggyのお話です。冬眠からふと目を覚まし、窓の外に雪が降っているのを見て興奮したFroggyは、外に出て雪の中で遊ぼうと着替えを始めます。靴下を履き、ブーツを履き、帽子をかぶり、マフラーを巻き、手袋をはめと完全防備で外に出たはずだったのですが、窓から聞こえた「Frrrooggyy!」というお母さんの大声に自分の格好を改めてよく見ると、なんとズボンを履き忘れてしまっていたのです。

あわてて家に戻ったFroggyはせっかく身につけた手袋もマフラーも帽子もブーツもすべて脱ぎ、今度はきちんとズボンを履きました。けれども意気揚々と外を出たところ、またもお母さんに呼び止められてしまいます。さて、今度はいったい何を忘れてしまったのでしょう。衣服や脱ぎ着に関わる名詞や動詞がいくつも登場し、Froggyが着替える場面では衣類によってそれぞれ違った擬音語も飛び出すので、音読をするのが非常に楽しい作品に仕上がっています。

また、最後無事に着替えを終えてめでたしめでたしというエンディングかと思いきや、そうはならないところがいかにもお調子者のFroggyらしく、ストーリーを一層魅力あるものにしています。本作ですっかり人気者となったFroggyの物語はその後シリーズ化され、作者Jonathan LondonとイラストレーターFrank Remkiewiczのコンビによる作品が多数出版されています。

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