準1級の試験内容

一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)の測定技能と、出題の内容をご紹介します。

一次試験

測定技能と検定形式

筆記(90分)/リスニング(約30分)

測定技能

形式・課題

形式・課題詳細

問題数

問題文の種類

解答形式

リーディング

短文の語句
空所補充

文脈に合う適切な語句を補う。

18

短文
会話文

4肢選択
(選択肢印刷)

長文の語句
空所補充

パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。

6

説明文
評論文など

長文の内容
一致選択

パッセージの内容に関する質問に答える。

7

ライティング

英文要約

文章の内容を英語で要約する。

1

説明文など

記述式

英作文

指定されたトピックについての意見を英語で論述する。

1

トピックなど

リスニング

会話の内容
一致選択

会話の内容に関する質問に答える。(放送回数1回)

12

会話文

4肢選択
(選択肢印刷)

文の内容
一致選択

パッセージの内容に関する質問に答える。(放送回数1回)

12

説明文など

Real-Life形式の内容
一致選択

Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。(放送回数1回)

5

アナウンスなど

主な場面・題材

場面・状況

家庭、学校、職場、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンス、講義など

話題

社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治など

  • 「主な場面・題材」において他の級と重複している部分がありますが、同じ分野に属するものでも級によって問題文などの長さや内容が異なります。また、出題される質問のレベルも異なります。詳しくは「準1級の過去問・対策」ページをご覧ください。
  • 目安としては、準1級は「大学中級程度」です。
準1級の過去問・試験内容

二次試験

測定技能と検定形式

英語での面接(約8分)

測定技能
形式・課題
形式・課題詳細
問題数
解答形式
スピーキング
自由会話
面接委員と簡単な日常会話を行う。
-
個人面接
面接委員1人
( ナレーション、応答の内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価)
ナレーション
4コマのイラストの展開を説明する。(2分間)
1
受験者自身の意見を問う質問
イラストに関連した質問に答える。
1
受験者自身の意見を問う質問
カードのトピックに関連した内容についての質問に答える。
2
受験者自身の意見を問う質問
カードのトピックにやや関連した、社会性のある内容についての質問に答える。
1
主な場面・題材
社会性の高い分野の話題
過去の出題例
在宅勤務、レストランでの喫煙、チャイルドシート、住民運動、キャッチセールス、護身術
  • 「主な場面・題材」において他の級と重複している部分がありますが、同じ分野に属するものでも級によって問題文などの長さや内容が異なります。また、出題される質問のレベルも異なります。詳しくは「準1級の過去問・対策」ページをご覧ください。
  • 目安としては、準1級は「大学中級程度」です。

二次試験の受け方

面接委員とは、すべて英語でコミュニケーションを行います。面接試験中にメモ・写真撮影・録音などはしてはいけません。二次試験当日の流れを事前にご確認ください。

1入室

係員の指示に従い、面接室に入ります。

2「面接カード」を渡す

面接委員に「面接カード」を手渡します。

3着席

面接委員の指示に従い、着席します。

4氏名・級の確認と簡単な質問

面接委員があなたの氏名とこれから受験する級の確認を含め簡単な質問をします。

5「問題カード」を受け取る

面接委員から指示文と4コマのイラストが印刷された「問題カード」が手渡されます。

6ナレーションの考慮時間(1分間)

面接委員から「問題カード」の指示文を黙読し、ナレーションの内容を考えるよう指示されます。考える時間は1分間です。

7ナレーション(2分間)

面接委員から指示されたら、「問題カード」の指示文に従って4コマのイラストについてナレーションを始めてください。
ナレーションの言い出し部分は「問題カード」に印刷されていますから、必ずその言い出し部分を使って、ナレーションを始めてください。ナレーションの時間は2分間で、それ以上続く場合は、途中でも中止させられます。

8Q&A(No.1)

ナレーションが終わると、面接委員が質問をしますから、答えてください。質問は、No.1からNo.4まで4つあります。
答える際には、「問題カード」を見てもかまいません。

  • 質問が聞き取れなかった場合など、自然な流れの中で行われた「聞き返し」なら、減点の対象にはなりません。ただし、不自然に行われたり、くり返し聞き返したりした場合は、減点の対象になります。また、質問に対して答えている途中で、口ごもるなどして応答が滞る場合には、次の質問に進むことがあります。
9「問題カード」を裏返す
10Q&A(No.2~No.4)
11「問題カード」を面接委員に返す

試験が終了したら、「問題カード」を必ず面接委員に返してから退室してください。

12退室

退室後は、すみやかに会場から退場します。控室へ戻ったり、待機中の受験者と会話をしてはいけません。

英検バーチャル二次試験 準1級

二次試験での面接室に入室してから退出するまでの流れを、アニメーションでわかりやすく解説します。

バーチャル二次試験 準1級

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