実用英語技能検定の準会場における不適切な試験実施と準会場資格の一時停止処分について

公益財団法人 日本英語検定協会



2023
年度第1回実用英語技能検定(以下、英検)において、団体申込をした当該団体(1団体)が「準会場」として当該団体内で一次試験を実施した際に、弊協会が定める実施要領に違反し、それにより受験者らによる不正行為があったことが判明しました。

当該団体の責任者からの報告を受け、弊協会内にて慎重に検討した結果、当該団体の違反行為が、受験者らによる組織的かつ計画的な不正行為を引き起こし、厳正公平な試験実施を損なう事象であったと判断しました。つきましては、弊協会が定める規定に則り、当該団体については準会場資格を1年間停止し、また、不正行為を行った受験者については失格処分を行うことを決定し、その旨を当該団体へ通知いたしました。

本事案をうけて、準会場資格を有するすべての団体に対し、試験実施のルールを厳守するよう改めて注意喚起を行うとともに、従来から実施している準会場の試験実施状況の監査、その他の不正防止対策を強化し、厳正公平な試験実施に努めてまいります。



  • 準会場とは、協会が準会場として認めた団体が設置する試験会場です。受験者が所属する団体(学校・塾・企業など)が団体申込をし、申込団体が設置した試験会場で受験することを「準会場受験」といいます。


以上