スピーキングテストの進め方

スピーキングテストは、下記の流れで実施されます。
問題文とイラストが表示されます。 → 問題文を、黙読(声を出さずに読む)します。 → 問題文を、音読(声に出して読む)し、それを録音します。※音読は「発話に関する配慮」と組み合わせることにより免除が選択できます。 → 問題文について、質問が出されるので、声に出してそれに答え、録音します。※「発話に関する配慮」と組み合わせることにより音声での解答のほか、テキスト入力、介助者による代理タイピング、代理応答が選択できます。 → 受験者ご自身のことについて質問されるので、それに答え、録音します。※「発話に関する配慮」と組み合わせることにより音声での解答のほか、テキスト入力、介助者による代理タイピング、代理応答が選択できます。
実際にステップを確認してみる
配慮の選択に応じた実際のテストの受け方も確認できます。
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まずログインして、受験する級を選びます。

英検IDとパスワードでログインします。申し込んだ級のスピーキングテストのみご受験いただけます。
4級・5級のいずれかを選び、「受験する」をクリックすると、スピーキングテストの受け方の説明から始まります。
「受験権利を詳しく見る」を選択すると、あと何回受験できるかを確認できます。

必要な配慮を選択します。

配慮の種類を選択します。

配慮の選択画面が表示されたら、必要な配慮にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

左図の例では、「読むことに関する配慮」を選択しています。

点字を利用するかしないかを選択します。

点字を利用するかしないかを聞かれますので、どちらかにチェックを入れます。

注意事項
点字データを利用するのは英文パッセージを読むときだけです。それ以外ではスクリーンリーダーをご利用ください。

(点字を使用する場合)練習用の点字データ(問題カードの英文パッセージ)をダウンロードし、正常に表示されるか確認します。

点字データをダウンロードし、正常に表示されるか確認します。練習用の点字データを確認済みの場合は、次へ進みます。

注意事項
練習用の点字データは、練習で使用しますので、削除せずに保存してください。

「受験上の配慮に関する状況確認フォーム」で配慮が必要な理由を選択・入力します。

質問に回答します。

一次試験で受験上の配慮(特別措置)を受けたか、などの質問に回答します。

※選択した配慮や回答内容によっては入力が必要な場合もあります。

回答内容を確認し、「同意する」欄にチェックを入れます。

回答が終わったら、内容を確認し、「同意する」欄にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

スピーキングテストは、下記のように「3つのパート」に分かれて進行します。

①
パソコン、マイクなどテストに使う機器やソフトのバージョンの確認、音量の調整などを行ってください。本サイトでも事前に確認をすることができます。必要に応じて保護者・介助者が手伝ってもかまいません。
②
テストの形式や受け方についてご説明します。
必要に応じて保護者・介助者が、受験者に補足の説明をしてもかまいません。
③
確認した方法に従って、スピーキングテストを受験します。

①のパートでは、テスト前の動作環境の確認をします。

ご使用の環境に問題がないかを確認します。

ポイント ご使用になるパソコンやブラウザ、通信回線に問題がない場合は、すべて「○」が表示されますので、次のステップに進んでください。
注意事項
もし「×」が表示された場合は、該当する箇所が推奨する環境条件を満たしていませんので、設定を確認し、推奨環境を満たす機器やアプリケーション等を別途ご用意ください。

音声が聞き取れる音量の確認をします。

ポイント 音量が小さ過ぎたり、大き過ぎたりしないように、受験者にとって一番聞きやすい音量に調整してください。
注意事項
音声が再生されないときは、パソコンの設定をもう一度確認してください。

録音用マイクの音量(発声)を確認します。

ポイント 録音がうまく行われているかどうかを確認します。はっきりした声で、10秒以内に「Hello! How are you?」と話してください。「キンコン」という音がなったら音量は十分です。
注意事項
「キンコン」という音が鳴らないときは、パソコンの設定をもう一度確認してください。

録音した音声の音量を確認します。

ポイント 録音した音声を再生して、正しく聞き取れる音量になっているかを、実際に聞いて確認します。
注意事項
もし音声が聞き取れないなど、音量が小さかったときには、「もう一度録音する」ボタンで前の画面に戻って、再度録音をやり直してください。

②のパートでは、テストの各画面について解説します。

<点字を使用する場合> → 点字を使用しない場合は2.へ 1.点字データ(問題カードの英文パッセージ)をダウンロードします。

スピーキングテスト問題の点字データ(問題カードの英文パッセージ)をダウンロードします。
注意事項
配慮選択時にダウンロードした点字データは練習用の例題です。本番では、スピーキングテスト問題用の点字データをあらためてダウンロードしてください。

2.面接委員の指示で進行します。

ポイント 面接委員の指示に従ってテストを進行します。

3.テストで使用する問題カードを紹介します。

<点字を利用する場合>テストでは、「問題カード」を使います。「問題カード」とは、イラスト、イラストの日本語説明文、(ダウンロードした)点字データのことです。ポイント 問題カードの英文(ダウンロードした英文)のことを「passage(パッセージ)」と呼びます。 <点字を利用しない場合>テストでは、「問題カード」を使います。「問題カード」にはイラストがありますが、日本語説明文がついています。「イラストの日本語説明文を表示」のリンクを押すと説明文が表示されます。ポイント 問題カードの英文のことを「passage(パッセージ)」と呼びます。

4.問題カードの文章を黙読(声を出さずに読む)してみましょう。

面接委員が以下のセリフを英語で言います。First, please read the passage silently for 1 minute. (1分間で、このパッセージを声に出さずに読んでください。)ポイント 「silently:静かに,声を出さずに」「read silently:黙読する」「for 1 minute:1分間で」ポイント 実際に1分間でパッセージを黙読してみましょう。無理のないスピードで、黙読できるかを確認します。制限時間の10秒前にはチャイムでお知らせします。

5.面接委員の声が聞き取れないときは、2回まで聞き直すことができます。

ポイント 面接委員の声が聞き取れなかったときは、聞き直すことができます。あわてずに、「もう一度聞いてやり直す」ボタンで、聞き直してください。

6.黙読の後に、イラストの日本語説明文を読みます。

<点字を利用する場合>イラストの説明文を読むように日本語の音声指示が流れますので、1分間でイラストの日本語説明文を確認してください。 <点字を利用しない場合>イラストの説明文を読むように日本語の音声指示が流れますので、イラストの日本語説明文を1分間で確認してください。ポイント 画面中央にある「イラストの説明文を表示」と書かれたリンクをクリックすると日本語の説明文が開きます。(上記は説明文が表示された画面)

7.問題カードの文章を音読(声に出して読む)し、録音します。

面接委員が以下のセリフを英語で言います。All right.  Now, please read it aloud.(声に出してパッセージを読んでください。)ポイント 「aloud:声に出して」 「read aloud:音読する」実際に30秒間でパッセージを声に出して読んでみましょう。面接委員からの指示のあとにマイクのアイコンが出てから音読します。無理のないスピードで、音読できるかを確認します。ポイント 面接委員の声が聞き取れなかったときは、やり直すことができます。「もう一度聞いてやり直す」ボタンで、もう一度聞くことができますが、先に録音した音声は残りませんので、再度録音し直す必要があります。

8.面接委員の質問を聞いて、答えを録⾳します。

ポイント 面接委員の質問の答えは、問題カードの内容から答えます。質問をよく聞き、何を問われているかに集中しましょう。ポイント 面接委員の声が聞き取れなかったときは、やり直すことができます。「もう一度聞いてやり直す」ボタンで、もう一度聞くことができますが、先に録音した音声は残りませんので、再度録音し直す必要があります。

9.[5級のNo.3]、[4級のNo.4]では、あなた自身についての質問を聞いて、答えを録音します。

ポイント 質問にはあわてずに、的確に答えることを心がけましょう。また、時間内に答えられるようにしましょう。

4級 No.4の画面について

4級のNo.4の質問では、最初の質問の後に画面上に「Yes」と「No」のボタンが表示されますので、自分の答えを選択してボタンを押します。その後、面接委員が次の質問をするので、その質問に対する答えを録音します。

③のパートでは、実際にテストを受けてみましょう。

ポイント 保護者が手助けしてよいのは、テスト環境のチェックまでです。受験者ひとりでテストを受けてください。 ポイント テストは静かな環境で受験しましょう。スピーキングテストは短時間ですが、そのときに録音する音声の妨げになるような大きな音が混入する環境、時間帯は避けるようにしましょう。

テスト中のトラブルを避けるには?

テスト中、騒音や機器類・回線の不具合、受験者の操作ミスがないよう「スピーキングテストのよくあるご質問」を参照の上準備してください。
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受験上の配慮の種類について

受験上の配慮は、主に以下の4つに分かれます。配慮によって、使用する機器の機能や試験構成の変更、解答時間の延長で対応しています。
延長時間は、選択した配慮の組み合せによって異なります。