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中学・高校:獨協中学・高等学校

獨協中学・獨協高等学校
英語科主任
河野 直樹先生

『生きた英語』を学ぶ より多くの機会を

グローバルな人材が求められてきている現代社会で、これまで以上に注目されているのが『英語教育』です。
ここでは、中高一貫校の中で『活きた英語』を学ぶことを柱にして、様々な英語学習の機会を生徒たちに設け、継続的な指導を行っている獨協中・高等学校にお話を伺いました。

実践的な英語教育を行い、生きた英語を学ぶさまざまな機会を用意

まず、本校では中学1年生から高校3年生まで、英語の授業を1週間に7時間設け、特に『英語を聴くチカラ』を伸ばすことに重点を置いた実践的な英語教育を行っています。そうした通常の英語の授業以外でも、『生きた英語』を学ぶさまざまな機会を用意しています。
そのひとつとして、本校では中学1年生と2年生の希望者を対象に『国内ミニ留学』というプログラムを実施しています。このプログラムは、英語圏の国々からネイティブの講師を招き、彼らといっしょに夏休みの5日間を学内で過ごすというものです。『英語を好きになる』ことを目的としたさまざまなカリキュラムを通して、生徒たちは楽しみながら英語を学び、コミュニケーション能力を養います。1日5時間、5日間にわたって『英語のシャワー』を浴び続け、修了時には参加した全員が英語でスピーチができるようになります。

中学1年生の生徒などは英語を学び始めたばかりですが、本当にスピーチができるようになるのですからかなり驚き、感動しました。2011年度は、この『国内ミニ留学』に本校の中学1年生の総生徒数 210人のうち、 177人が参加しました。
中学3年生の希望者に対しては、夏休みに『ブリティッシュ・ヒルズ』で3泊4日の研修を行っていて、このプログラムには毎年 20~ 40名の参加希望があります。ブリティッシュ・ヒルズは、イギリスの田園風景と施設が再現された福島県にある英語学習施設で、英語圏へのホームステイと同じように英語漬けの生活を体験できます。英語の学習に加えてイギリスの料理を習ったり、イギリスのスポーツをやったり、イギリスの文化やマナーなどを勉強したりします。
また、夕食には本格的なフルコースのディナーを食べる機会もあります。こうした国内での英語体験プログラムは、中学生の生徒にとって、普段学校で勉強している英語を実際に活用する非常に貴重な機会になります。

また、このような体験を通して国際交流への関心が高まり、異文化理解にもつながると考えています。
そして本校では高校1年生になると、アメリカ西海岸のシアトルに約2週間滞在する『ホームステイプログラム』に参加できます。このプログラムは 1999年に 25名でスタートして、 2009年からは 40名募集しています。
内容は、英語の授業やホームステイを通して英語力を高めるだけでなく、現地の生徒たちと交流する時間を設け、より視野を広げられるようなスケジュールを組んでいます。また、現地の企業や大学を訪問する機会もあり、将来の仕事やキャリア、留学の動機づけになるようなプログラムになっています。シアトルへは7月下旬に出発するのですが、本校では3月から渡航説明会や英語研修、異文化理解ワークショップなどを参加者対象に行い、万全な事前準備を整えてから参加するよう指導しています。

また、地球環境に関心を持つ高校生を対象に、世界で最初の国立公園であるアメリカのイエローストーンで、テントを張って宿泊する『サイエンスツアー』も実施しています。このツアーでは、サイエンス体験自習が行われ、毎年 20名ほどの生徒が参加しています。

留学の相談をしにきた生徒には留学経験を持つ英語科教諭がアドバイス

本校は、留学に関して特に協定を結んでいる学校はないのですが、今年は高校1年生でアメリカの高校に1年間留学する生徒がいます。また、本校卒業後に海外の大学に進学する生徒もいます。

英語科専任教員は 10名在籍しておりますが、そのほとんどに留学経験があるので、留学を希望する生徒の相談にも応じることができます。私自身、大学在学中にイギリスの大学に1年間留学したのですが、学生寮で世界各国から集まった他国の学生たちと交流した経験は、その後大きな財産になりました。また、当時はまだビザを取得するのも大変だった東ヨーロッパ諸国を旅行するなど、貴重な体験をしました。

私はホームステイや留学などで海外に行く生徒には、書道の道具を持つようにアドバイスしています。これは、外国で相手の名前を『ひらがな、カタカナ、漢字』の3つの文字で書いてあげると、とても喜ばれるためです。漢字も相手の名前の当て字を考えて、たとえばトムだったら『十夢』というように書いてあげれば喜ばれます。私も留学したときにお世話になった教官に漢字の当て字で印鑑をつくって贈ったところ、とても感動してくれ、現在も使ってくれています。

積極的な英語学習の一部として英検をフル活用

海外での研修に参加した生徒たちは、自分の英語が通じる喜びを実感できるので、みんな英語が好きになり、自信をつけて、成長して帰ってきます。日本の大学に進学するにしても入学試験には必ず英語が含まれますし、卒業後に海外の大学に進学する生徒もいるので、これからも積極的に海外研修などを実施できればと考えています。

また、近年では生徒たちが学んだ英語をより活かせるようにと考え、これまで組まれていた英検を受験する時期を早めに設定するようにしました。中学2年生の10月に英検4級、中学3年生の 10月に英検3級を受けるというのがこれまでのスケジュールでしたが、やる気のある生徒をもっと早い時期に受験させるようにしたところ、中学3年生の半数以上が準2級に合格するまでになっています。

本校では英検を受験する前に『英検対策講座』を開講しており、現在は『中学3年修了までに準2級を合格』、『高校卒業までに英検2級を合格』を目指してほしいと思っています。

獨協中学・高等学校のご紹介

中高一貫の6年間で自信と誇りを身につける

1883年に創立され、常に時代を見据えて社会に貢献する人材の育成に力を注いでいる獨協中学・高等学校。第1ブロック(中学1年、2年)から第3ブロック(高校2年、3年)までのどの段階でも、生徒ひとり一人を丁寧に導いていくことでそれぞれの可能性を伸ばしていくという姿勢を基本にし、すべての生徒を「社会の優等生」に導いていくことを目指している。

英検留学情報センター(平日9:30~17:30) TEL:03-3266-6839