コラム
ますます訪日観光客が増えている昨今、接客業・販売業の方の中には、英語の必要性を、2020年を待たずして既に現実的にとらえている方も多いのではないかと思います。
私も国内の販売店に勤務していたとき、海外のお客様が通られるたびに英語でお声かけをしていました。日本語で「こんにちは」と元気よくお声かけしても問題ありませんが、英語でのお声かけも知っておけば、お仕事の幅も広がります。
お客様とは、ビジネスの相手です。お店の雰囲気にもよりますが、Hello. やHi. のようなくだけた挨拶は避け、これらのように意味のある言葉で敬意をもってお声かけしましょう。
(1)~(3) は、直訳すると「素敵な朝/昼/夜ですね」です。(1)~(3) の挨拶言葉と (4) をセットにして「Good afternoon. May I help you?」と使うと、お客様が何をしたいのか意思表示をしやすくなります。
看板が日本語のみで書かれているお店の場合、あえて店員さんの口からどんなお店かを伝えると安心されるものです。
たとえ英語の看板を出していても、積極的に何を提供するお店かを伝えることによって、入店のきっかけを作り出すのです。
英語を話してくれる店員さんは、日本語の分からないお客様にとって最も心強い存在です。英語で接客できることは売上アップのきっかけにもなり、何よりもプレッシャーに耐えた分、「心の筋肉」がつき、様々なご要望に対応できる力もついてきます。自分の成長の上でもぜひ多くの方に“英語で接客”へチャレンジしていただきたいと思っています。
タイ・バンコク元ホテルコンシェルジュ
横浜・関内で接客英語を中心としたマンツーマンレッスン、英語やタイ語の個別指導会、タイ語会話講座を開催中。
商工会議所での接客英会話、手書き英語POP研修の経験が豊富。
横浜サワディーブリッジ代表