コラム
試食、試飲、試着、試用、あるいは香りを嗅いでいただくなど、商品を体験してもらうことは、売上アップには欠かせない“セールストーク”の一つです。
連載1.「道行くお客様への簡単なお声かけ」でも触れましたが、お店の看板が日本語だけだと、海外からのお客様は、ここは何屋さんなのかがピンと来ないものです。自分のお店を知ってもらうために、ぜひ「お試し」の機会を設けましょう。
まず、商材を問わず簡単に聞く場合のフレーズです。
但し、食品、化粧品、薬品など体に摂取、塗布する商品については、(1)のフレーズの前に必ずアレルギーをお持ちか否かを聞いてください。
私も販売の仕事では、必ずお子様に(2)のフレーズでアレルギーの有無を確認していました。アレルギーは、人によっては命の危険に関わることもあるほど深刻なものです。
そして、お試しだけで終わらず、ぜひお試し後のコメントをお客様から引き出す質問をしましょう。
(3)の後に商品に好印象のコメントをくださればよいのですが、「あまり好きではない」のようなコメントが出たら、あきらめず(4)のように他の商品を提案してみてください。
お試しの際、中に何が入っているかを気にされるお客様には、以下のように簡単に説明します。
アレルギーのみならず、Vegan(ビーガン:動物由来食品を摂取しない、皮革製品を使用しない人)の方もいます。お試しの機会を設けている場合は、中身を英語で言えるように事前に対策・準備してトラブルを防ぎましょう。
タイ・バンコク元ホテルコンシェルジュ
横浜・関内で接客英語を中心としたマンツーマンレッスン、英語やタイ語の個別指導会、タイ語会話講座を開催中。
商工会議所での接客英会話、手書き英語POP研修の経験が豊富。
横浜サワディーブリッジ代表