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コラム

接客英語のプロ 佐野なおこ先生の
「続・おもてなし英会話のコツ」

5. 商品説明(量り売り時のグラム単価、人数に対する適切な量の提示)、注意点(壊れやすい、水に弱いなど)

最近は、商店街も海外のお客様に人気なようです。商店街というと量り売りのお惣菜のお店も多く、グラム単位での金額提示をしているところも多いと思います。英語での簡単な言い方を覚えましょう。

  • (1) This is 300 yen per 100 grams.
    (お惣菜を指しながら)こちらは100グラムあたり300円です。

◆per~:~につき

金額を変える場合は   、グラム数を変える場合は   にそれぞれ数字を入れてくださいね。

商品によっては、人数に対しざっくりとした量やサイズを示すこともあるかと思います。「There are four in my family.(4人家族です)」と言われたと想定して、英語での量やサイズの提案のしかた、確認のしかたを練習してみましょう。

  • (2) I suggest two hundred grams, this portion is OK.  200グラム、この量ならちょうど良いと思います。
  • (3) I suggest a medium size is OK for four people.  4名様なら中サイズでよいと思います。
  • (4) Would you like a small size?   Sサイズがよろしいですか?
  • (5) Would you like a big portion?  量は大の方がよろしいですか?

   の部分に、small, medium, big を適宜入れ換えて使います。

I suggestは「思います」と訳していますが、英語本来の意味は「提案する」という意味です。I thinkでも間違いではありませんが、I suggestの方がプロとしての考えを伝えている意思が伝わります。
最後に、取扱注意の商品について、以下   に単語を入れて練習しましょう。

It's    .

fragile(壊れやすい、もろい)、weak in water(水に弱い、耐水性が低い)、hand wash(手洗い洗濯)

 

佐野 なおこ(さの なおこ)氏

タイ・バンコク元ホテルコンシェルジュ
横浜・関内で接客英語を中心としたマンツーマンレッスン、英語やタイ語の個別指導会、タイ語会話講座を開催中。
商工会議所での接客英会話、手書き英語POP研修の経験が豊富。
横浜サワディーブリッジ代表

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