【プレスリリース】米国のNPO教育財団A.C.Eと業務提携

米国における英検を使った海外留学および日米間の教育機関の理解促進と発展に寄与

 財団法人日本英語検定協会(理事長:道明文夫、所在地:東京都新宿区横寺町55、以下「英検協会」)はこのほど、米国のNPO教育財団のアソシエーツ・イン・カルチュラル・エクスチェンジ(Associates in Cultural Exchange/理事長:デービッド・ウッドワード、所在地:200 Mercer Street Suite 108, Seattle Washington 98119, 以下「A.C.E」 )と、米国における英検協会の活動に関する業務提携について合意しました。
 A.C.Eは本年4月より北米各地で、英検協会のカレッジアウトリーチ、日米間における教育機関の相互理解の促進および奨学交換留学プログラムの発展を指揮し、北米内の英検全般の業務に携わります。
 両団体は非営利団体という共通の立場のもと、英語教育への発展と向上に寄与すべく、米国での活動をより円滑に進めるために今回の提携に至りました。

 A.C.Eアジアで、イニシエティブ・シニアアドバイザーの任にあるサムエル・シェパードは次のようにコメントしています。「日米間のさらなる教育交流の拡大と強化に重点を置いた今回の提携にたいへん期待しています」。さらに、「日米の友好に長く関係している者として、私は日本人学生のアメリカ留学の減少を懸念し、また長年にわたり米国人学生が日本やアジア諸国で勉学をすることに興味を持ってもらうことの難しさを知っています。民主主義国として世界を代表する、米国と日本双方の人々が、お互いに学び続けていくことが必要です」と述べています。
また、英検協会理事長の道明文夫は「このたびのA.C.Eと幣協会の業務提携はたいへん喜ばしいことで、この連携が多くの新しい活動へのスタートになると認識しています」。さらに、「北米社会でのグローバルリーダーであるA.C.Eとの業務提携により、お互いの組織にとって多くの可能性を切り拓けると信じています。英検の北米でのオペレーションの効率化、既存のサービスの向上推進に加え、この提携が2か国間のさらなる交流の出発点となり、最終的にはグローバルに活躍できるリーダーの育成につながると信じています」と抱負を述べました。
 A.C.E理事長のデービッド・ウッドワードは、「A.C.Eは英検協会と協力し、日米間での広範囲における教育留学交換プログラム、およびあらゆるサービスの将来にわたる活性化と強化に携われる機会を歓迎します」。「私達は長年にわたって信頼し合っている組織同志として英検協会に北米オフィスの発展を任されたことを光栄に思い、このパートナーシップによる重要かつダイナミックな教育活動を楽しみにしています」と今回の提携に強い期待感を表明しています。

お問い合わせ先

財団法人日本英語検定協会 事業開発室 内藤

  • TEL:03-3266-6563

 

アソシエーツ・イン・カルチュラル・エクスチェンジに関する概要

=(Associates in Cultural Exchange ) 
 1973年、アメリカ・シアトルにてNPO教育財団として設立。グローバル教育を先導し、全世界で広範囲に渡る語学教育並びに文化交流の機会を提供しています。人々と組織が新たな関係を構築する際の援助、英語以外の言語及び文化の背景を基にした個人ネットワークを確立することにより世界各国でコミュニティーの輪を広げています。 フルサービスの文化交流コンサルタントエージェンシーとしては、集中英語教育、異文化並びに専門教育プログラム、外国語教育を含む幅の広いプログラムやサービスをはじめ、特別教育プログラムを必要としたグループ、教育機関及び政府機関を対象に米国と海外の教育機関とのネットワークにより、独自のプログラムを提供。その数は過去38年の活動のなかで、12万人以上に上っています。