中村典生
長崎大学 教育学部教授
小学校英語教育学会事務局長、言語文化学会理事、SSI(日本酒サービス研究会・酒匠研究会 連合会)利酒師、俳人協会会員・狩俳句会同人(俳号は中村龍徳〈りゅうとく〉)、前岐阜大学硬式野球部監督など、昼夜を問わず役職多数。専門は英語教育学、第二言語習得。著書多数。
英会話が堪能に見える人でも、“What’s one and one?”と尋ねられたらびっくりすることがあるかも知れません。答えはtwo「2」。“One and one is two.”「1 + 1 = 2」の2の部分を疑問文にした形が“What’s one and one?”です。
このように、算数・数学に関する表現について、思いの外知らない人が多いように思えます。以下に、簡単な四則計算の言い方についてまとめてみました。
○足し算 4 + 3 = 7の表現
“Four and three is seven.”“Four and three makes seven.”“Four plus three equals seven.”
○引き算 6 - 4 = 2の表現
“Six minus four equals two.”“Six take away four is two.”など
○かけ算 8 × 3 = 24の表現
“Eight multiplied by three equals twenty-four.”“Eight times three is twenty-four.”など
“Eight three is twenty-four.”など
○割り算 15 ÷ 3 = 5の表現
“Fifteen divided by three equals [is] five.”“Three into fifteen goes five.”など
また、余りのある割り算については以下のように言います。
“Seven divided by two is three with a remainder of one.”「7 ÷ 2 = 3…1」
このように、他教科や他領域で学んだことを、外国語活動のネタとして組み込んでいくの
も面白いですね。是非試してみてください。
(December 2013)
小学校英語教育学会事務局長、言語文化学会理事、SSI(日本酒サービス研究会・酒匠研究会 連合会)利酒師、俳人協会会員・狩俳句会同人(俳号は中村龍徳〈りゅうとく〉)、前岐阜大学硬式野球部監督など、昼夜を問わず役職多数。専門は英語教育学、第二言語習得。著書多数。