立命館アジア太平洋大学
国際経営学部 
2 回生
白石 葉月さん

初めてのIELTS 受験でスコア6.0

この大学に入学して初めて、IELTSという試験の存在を知りました。どんな試験内容なのかをまったく知らなかったので、受験にあたり、まずは大学で開催された1週間の試験対策講座に参加しました。そこで試験の形式や出題傾向がつかめたので、自分が苦手なリスニングとライティングの補強をしました。リスニングは、洋楽を聴いて歌詞を書き取る練習をして、音を聞きながらスピードに乗って書きとめる力をつけました。また、ライティングはIELTSのウェブサイトを活用して、Taskで求められる英文を書けるように対策を練りました。

受験当日、留学経験のない学生は私以外に誰もおらず、初めて受験する私は少し緊張もしました。でも、いざ試験が始まってみると、リスニングもライティングも対策の成果が発揮されて、思ったよりスコアが伸びました。一方で、得意だと思ってあまり対策をしてこなかったリーディングは、スコアが伸び悩んでしまいました。オーバーオール・バンド・スコアは6.0に達していますが、今後はバランス良く力をつけていきたいですね。

イギリス留学でいろいろな人と交流を深めたい

私はビジネスの世界的な中心地であるイギリスで学びたいと、留学先にイギリスを選びました。今年の秋から1年間の交換留学ができることになりました。これまで、自分が学び、使ってきたのはアメリカ英語なので、留学したらきっと、イギリス英語との違いに戸惑うこともあるでしょう。でも、世界にはいろいろな英語があることを、この大学でさまざまな国から来た留学生とふれあうなかで体感しています。積極的に、自分の英語でコミュニケーションを深めていきたいと思います。

イギリスには世界各国から人が集まり、なかでもヨーロッパの人々が多いと思います。私がこの大学で知り合ったのはアジア太平洋地域の出身者が大半なので、ヨーロッパの人々との交流を深められるのを楽しみにしています。得意としているダンスを通じて、いろいろな人と交流できたらいいですね。

祖母の会社を継いで、国際性豊かな事業展開を

これからの目標は、まず、IELTSのスコアを8.0まで引き上げることです。この大学で知り合った国際学生で、すでに8.0に到達している友人がいるので、その人を目標にして、これからも勉強をがんばります。

また、将来は、化粧品や雑貨の小売業を営む祖母の会社を継いで、自分の英語力やネットワークを生かして、国際性豊かな事業展開をすることを夢見ています。そのためにも、この大学で専攻している国際経済学をしっかり学び、留学先では学びを深めながら、人脈を広げ、国際感覚を培っていきたいと思います。