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コラム

~遠山 顕のすぐに使える!~ 外国人のお客様に喜ばれる英会話

訪日外国人の増加とともに、販売・サービスの現場では外国人をお客様として迎える機会がますます増えています。
多忙な現場で、いかに外国人のお客様への接客力、英会話スキルを高めていくか、頭を悩ます人事・教育担当者様も多いのではないでしょうか。
去る2017年3月8日に、NHK『ラジオ英会話』の講師であり、通信講座「売場のやさしい英会話」を手掛けた遠山顕氏を迎え、販売・サービスの現場ですぐに実践できる英会話表現と外国人とのコミュニケーション方法をお伝えする全員参加型のイベントを産業能率大学にて開催しました。
当日先生がイベントでお話しした中から、選りすぐりの売場での定型表現(コミュニケーション)と、日本と英語圏の文化の違いについて、4回の連載でご紹介します。

第2回 売場の案内

「英会話を上達させるためには、いくつかの「定型表現」を覚えておくことが大切です。通信講座「売場のやさしい英会話」の中には、短い定型表現がいくつも出てきますので、それをご利用いただき、ネイティブの発音に近づけられるように、何度も練習するとよいと思います。


もちろん発音をまねてもネイティブになれるわけでも、なる必要があるわけでもないのであって、ネイティブの発音に近づけば近づくほど、自分を理解してくれる人が増える、というイメージで練習をするとよいでしょう。
そうして、少しでも上手になってくると、口を開き英語を話すことが楽しく、かつ緊張がほぐれてきます。そして、少しでも話すようになると、すこし自信がついてきます。自信がついてくれば、仕事に対するモチベーションアップにつながります。小さな発音練習がこのように大きく役立つものなのです。沈黙の学習を超え、口を動かして真似る癖をつけ、少しずつでも頑張ってください


さて、第2回の今回は「売場の案内」です。
ここでのキーワードは「there」「over there」「up」「down」「aisle」といった単語です。「down」は階を降りるときだけに使うわけではありません。「Go down this aisle.」という指示は、決して売場が坂になっているわけではなく、「この通路を進んでください」といった意味になります。

また、○○階と表現するときは、だいたい序数を使います。「The second floor」「The third floor」といった具合ですね。地下は、「B1」「B2」と呼ぶ場合もありますが、「In the second basement」など、「on」の代わりに「in」がより多く使われます。 このあたりの単語を覚えて、ジェスチャーを加えれば、お客様をうまく案内できるのではないでしょうか。「そう難しくないぞ」と思えればしめたものです。 もちろん「Let me take you there.」と言って、お連れするのもいいでしょう。

それでは、お客様を案内する定型表現をご紹介します。

店員:Hi.
客 :Hi.
店員:May I help you?
客 :Oh, Yes. I'm looking for shoes.
店員:O.K. They’re on the fifth floor.
   Take the escalator, and go down (one floor).
客 :O.K. Thank you so much.
店員:You're welcome.

英会話の学習にあたっては、このような定型表現を覚えることに加えて、たとえ一人であっても口に出すことが大切です。練習を重ねていくと、いつのまにか、体が英語に慣れてきて、笑顔で話せるようになってくると思います。英会話の上達のために、コツコツと個人練習を積み重ねていきましょう。

遠山 顕(とおやま けん)氏

NHK『ラジオ英会話』講師
東京大学EMP講師
COMUNICA,Inc.代表

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