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コラム

接客英語のプロ 佐野なおこ先生の
「続・おもてなし英会話のコツ」

7. お店でTax freeについて聞かれたとき、手続き時の言葉

街中でも免税販売を行うお店が出てきましたので、海外のお客様から「Tax-free?」と聞かれることも多くなってきました。
まず、免税販売を行っていないお店の方は、以下のフレーズを言えるようにしましょう。

We are afraid tax-free shopping is not available here.
申し訳ありませんが、こちらでは、免税で買い物はできません。

◆we are afraid:「申し訳ありませんが」、「恐れ入りますが」に当たるクッション言葉です。

次に、免税販売を行っているお店の方は、以下のフレーズを伝えてみましょう。

Yes, it’s available.
はい、利用できます。

May we see your passport when you pay?
お支払い時、パスポートを拝見しても良いですか?

After you pay, please go to the tax-free counter at the seventh floor with receipt, purchased items, and your passport.
お支払い後、レシート、ご購入の商品、パスポートをお持ちになって7階の免税カウンターへ行ってください。

詳しい免税手続きについては、各店独自のご案内ルールもあるでしょうし、百貨店、商業施設には免税手続の専用カウンターがあります。免税手続きは、施設により、買い物前に申請が必要、免税手数料を請求など様々な制約があるようです。また、店員さんによる免税カウンターへの道案内や誘導を行うケースもあるでしょう。案内を英語化される前に、お勤め先の案内内容やルールを今一度確認してみてくださいね。

以下、観光庁の「免税手続指差しガイドシート(英語)*」のリンクも貼りますので、よろしければご参照ください。
http://www.mlit.go.jp/kankocho/tax-free/pdf/pdf17.pdf
(※2019年12月現在)

 

佐野 なおこ(さの なおこ)氏

タイ・バンコク元ホテルコンシェルジュ
横浜・関内で接客英語を中心としたマンツーマンレッスン、英語やタイ語の個別指導会、タイ語会話講座を開催中。
商工会議所での接客英会話、手書き英語POP研修の経験が豊富。
横浜サワディーブリッジ代表

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