9. 電子マネーでの会計、トラブル
電子マネーでの会計もクレジットカードと同様、従来の現金でのやり取りにはない表現があります。今回はお客様側の言葉も入れてみました。自分が発することはなくても、聞き取れるようになるために発音練習を欠かさないようにしましょう。
G=Guest「お客様」、S=Staff「スタッフ」
- G: Can I use electronic money?
電子マネーを使ってもいいですか?
- ◆electronic moneyの代わりに、電子マネーの固有名詞を言ってくる人もいます。
- S: Sure. Could you check the amount and touch the machine?
どうぞ。金額ご確認の上、機械にタッチしていただけますか?
- ◆大概レジとは別の、電子マネー専用端末に金額が表示されますので、念のためcheck the amountを入れました。会計前に金額を確認しているので、お客様がお急ぎのときにはCould you touch the machine? でも十分かもしれません。
しかし、端末にタッチしたものの、こんなことがたまに起こります。
- S: I think the balance is too low.
残高不足のようです。
- G: Oh, so I’ll use up the balance and pay the rest by cash.
それでは(電子マネーの)残高を使い切って、残りは現金で支払います。
◆ use up 使い切るという意味ですが、finish を使う人もいるでしょう。
◆ここでは、I thinkを入れて断定しないようにしましょう。お客様個人のICカード、スマートフォンに対することだからです。
- G: I’ll charge now. Wait for a moment?
今チャージします。待ってもらえますか?
- ◆電車の券売機でも、スマートフォンでもチャージ(入金)するときはchargeで通じます。
電子マネーの端末にはこんなハプニングもあります。
- S: Sorry it’s not available because of system error now.
申し訳ございません。ただいまシステムエラーでご利用いただけません。
- ◆システムエラーは元々英語なので、system errorで通じます。
QRコードでの決済に関するフレーズも覚えておきましょう。
- S: We accept QR code (barcode) payment.
当店ではQRコード(バーコード)でのお支払もできます。
- G: Could you scan this QR code?
このQRコードをスキャンしていただけますか?(QRコードの画像を見せながら)
- S: Could you show me the barcode?
バーコードを見せていただけますか?
今回は特殊なフレーズが多かったと思います。キャッシュレス決済はこれからますます増えていくと想像されますので、覚えて備えるようにしましょう。