国際基督教大学
教養学部アーツ・サイエンス学科
2年
脇 真梨子さん
留学を意識しICUを選択!
私は子どもの頃、アメリカのオハイオ州に1年間住んでいた経験があり、日本に帰国後も「絶対に留学したい!」と思っていましたので、高校、大学とICUに 通うことを選択しました。ICUでは私が考えていた通り1年生の早い段階から留学の説明会が開催されていました。留学生や留学希望の学生が多く「ヨーロッパに行きたい」とか「海外に行ってボランティアをしたい」といった会話が日常的にされているため、普段の生活から留学を意識できる環境があり、とても刺激 になりました。
昔住んでいたアメリカに「英語を身に付けて帰りたい」と考えていた私は、国際教育交流グループの方にアドバイスをいただいたり、ICUに交換留学で来てい るラトガーズ大学の学生から印象を聞いているうちに「ラトガーズ大学で勉強したい」と思うようになり、留学を決めました。海外で生活していた時期があった だけに、両親も私が留学することに賛成で、応援してくれているので、本当に感謝しています。
IELTSが頼みの綱に
私はパソコンの前で長時間座っているのが苦手で、TOEFLのスコアは満足のいかない結果でした。その事が理由で国際教育グループの方に相談したところ、 「学内で無料の特別講習もあるしIELTSも受けてみれば?」とアドバイスをしていただいたので、TOEFLと並行してIELTSも受験することにしまし た。結果的にこれが大正解でした。IELTSの形式、特にスピーキングが面接形式なので、「論点がずれたことを言っているかも?」と思っても修正が効くの で、私には合っていると感じました。
IELTSの試験結果を参照し、ライティングのスコアが伸びなかったことから、「短い時間で文章構成を考えて、端的に書く」というトレーニングが足りない ことを痛感しました。以降、授業で英文を書くときも、そこを意識して書くようになりました。弱点を把握して対策を立てるようになったこともIELTSを受 けたからこそだと思います。留学が決まってからは、さらに英語を身近に感じるために、インターネットで海外のニュースを眺め読みして、「英語を勉強してい る」という緊張感のないリラックスした状況でも親しむようにしています。
英語力をさらに伸ばして海外で働きたい!
留学が近づいてきて、「私の英語力が通用するか」「人間関係がスムーズに築けるか?」という不安はもちろんあります。でも1番プレッシャーに感じているの は、私がラトガーズ大学からの交換留学生の印象から留学先を決めたのと同じように、ラトガーズ大学の学生は“私のイメージ=ICUのイメージ”となる可能 性もあるということです。
ですから留学するまでの時間を無駄にせず、自分から自信を持ってコミュニケーションを取りに行けるように、少しでも英語力を高めて留学に臨みたいと思っています。そして留学経験を活かし将来は世界を飛び回って仕事をしたいと思っています。