立命館アジア太平洋大学
国際経営学部 3 回生
上村 一展さん
IELTS を受験して、自分の弱点が明確になった
高校時代にオーストラリアへ1年半留学した経験があり、その頃にIELTSという試験があることを知りました。当時からIELTSを受験してみたいと思っていましたが、機会がなくて、受験はしていませんでした。この大学に入学し、受験料を大学から補助していただけるとのことで、交換留学を目指して、自分の力試しも兼ねて受験してみようと思いました。
受験したところ、今回オーバーオール・バンド・スコアは6.0に到達しました。全体で見れば結果としてはよかったと思います。でも、4技能のセクションの個別スキルで見ると、バランスが取れていないことがわかりました。弱点が明確になったので、次に受験する際には、ライティングの対策をしっかりして、文章構成力をつけてから試験に臨みたいと思います。
マネジメントを学び、オーストリアへの理解を深めたい
交換留学を申請する際、旅行などでは行かないような国に行ってみたいと思い、選んだのはオーストリアのマネジメントスクールです。僕は国際経営学部で学んでいるので、やはり「マネジメント」について、さらに深めたいと考えました。そして、留学先での学びに対応できるようなアカデミックスキル、なかでもリーディングの力をつけなければならないと感じています。
また、オーストリアはドイツ語が公用語ですから、ドイツ語でのコミュニケーション力も必要になると思います。英語とドイツ語の両言語を使えるようになりたいですね。オーストリアという国についても、より理解を深めたいと思います。
日々が国際交流のAP ハウスでの生活
この大学に入学し、最初の1年はAPハウス(学生寮)で生活しました。入寮生の半分は、国際学生(海外からの留学生など)なので、寮生活を通じて、日々、国際交流をしてきました。お互いの国の文化の違いに驚いたり、自分の国の料理を作ってみんなで食べたり、多様な言語、多様な文化に触れてきたのです。留学先でも、同じようにいろいろな国の人たちと交流を深め、留学生活を充実させていきたいと思います。
将来、自分がどんな仕事をしたいかということは、まだ具体的に決めていません。国と国とをつなぐビジネスに携わりたいと思っていますが、留学中の経験を通じて、自分の夢を見つけることができたらいいですね。