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エピソードコンテスト『IELTS & I』受賞者のエピソード連載、5人目は神宮司 健太さんです。
神宮司さんは、関西大学国際事務局に勤務されている社会人です。
日頃は英語で開講される授業科目の事務的サポートを行い、これらの科目を担任する外国人教員や、海外からの留学生の履修者達からの問い合わせに英語で対応されています。
また、「将来的に留学を検討している日本人学生たちにも事務職員である私が少しでもいい影響を与えられれば」とモチベーション高く日々英語学習に取り組まれています。
プライベートでは子育て中ということもあり、限られた時間の中でIELTSの準備をするために、工夫を凝らした神宮司さんの勉強法を見てみましょう!
私は、フルタイムスタッフとして働く一方で、夫婦共働きの子育て世代であり、勉強時間の確保が一番の課題でした。2年頃前までは、パートごとに勉強していたため、各パートを1時間ずつ勉強した場合、全パートで4時間かかっていたので、効率は決してよくありませんでした。
そこで、英語教育研究の書籍を読み漁り「多読」という勉強法に出会いました。「自身が少し難しいと感じる英文の大量インプット」が重要で、文字通りリーディング力が鍛えられますが、文字情報の大量インプットによってきれいな英語表現がいつの間にか身に付き、ライティングにも好影響がありました。それだけでなく、小説などでのセリフが無意識のうちにスピーキングで口から出てきたこともあり、1回で3度おいしい勉強法だと確信しています。多読は、電車移動中や仕事の昼休憩中などのスキマ時間にも学習しやすい方法であるため、勉強時間の確保が非常に容易になりました。
TOEICを5年間勉強し、学生時代から400点以上スコアを上げることができましたが、英語の運用能力にほとんど変化が見られなかったことがきっかけです。特に、オフィスに海外からの電話が突然かかってきて、TOEICで英語慣れしていた自分がノリノリで電話を替わったのですが、相手の発言は全く聞こえないし、私も言いたいことが全く言えず、最終的には「もういいです。」(ガチャ)という結末になり、社会人になって初めての屈辱を感じた一瞬が、このままではダメだと思った瞬間でした。
類似の試験でTOEFL iBTも迷いましたが、スピーキング試験が面接官との1対1の面接形式ということやブース受験ではなく、スクール形式での受験であることを知り、IELTSの受験を即決しました。
特にライティングとスピーキングについて、仕事で非常に活用できています。英文メールを1日に複数回送ることが頻繁にありますが、アカデミックな表現をIELTSでは求められるため、talk→mentionや、And→Additionallyなど、語彙を幅広く使用して英作文ができています。
また、海外からの訪問客に対して英語でプレゼンすることがあったのですが、「I'm going to talk about~」など、IELTSスピーキングでは頻度の高いフレーズを難なく使用することができました。
さらに、これはIELTSの付加価値だと思うのですが、論理展開の整理を念頭に置いて文章を書く・話すことが癖づいたため、日本語でのビジネスメールやビジネス文書について褒められることが多くなりました。
IELTSスコアアップへのキーポイント「語彙力」。
知っている単語を増やして語彙力を補強する他に、IELTSでは4技能において多彩な語彙知識が問われるため、単語のparaphrase(言い換え表現)を知っておくのも大切です。
Paraphraseとは、神宮司さんのエピソードにもあったように、ある単語を別の言い回しに換えて表現する事を指します。(例) discover = find out
IELTSの受験準備を行う際には、単に対策本などで模擬テストを解いてみるだけでなく、出題された問題からparaphraseを見つけてみるのがオススメです。あまり知らない単語や言い回しが出てきたら、メモを取り自分の語彙リストとしてストックしておくと、後から見直しができ収得しやすくなります。
また、興味のある小説や映画を題材に上記を行えば、楽しみながら勉強時間が取れますね。楽しいと長続きしますし、普段の生活の中から頻繁に英語に慣れておくことも、忙しくて勉強の時間を取ることが難しい人にとっては効果的なのです。