東京都指定校限定4技能保証型英検
受験規約

受験規約

1.総則

実用英語技能検定(以下「英検」)は、公益財団法人 日本英語検定協会(以下「協会」)が実施する実用英語能力の判定を目的とした文部科学省後援の資格試験です。

東京都指定校限定4技能保証型英検(以下「指定校限定4技能検定」)は、Tokyo Metropolitan Global Education Network School Premier 20、Tokyo Metropolitan Global Education Network School for English Education、外部検定試験実施校「1学年コース・全学年コース」 (以下「都立高校プログラム」)の外部検定試験の費用支援対象となる高等学校および学年に所属する生徒を対象とした試験で、合格すると紙媒体で受験する英検(以下「通常の英検」)と同じ資格が得られる試験です。

指定校限定4技能検定の申込者および受験者は、本規約の内容を理解し、同意して申し込みをしているので、本規約を遵守する義務があります。

2.定義

  • 2.1本規約における「公開会場」とは、協会が設置する試験会場を指します。
  • 2.2本規約における「準会場」とは、協会が準会場資格を審査し、準会場として英検一次試験を実施することを認めた団体が設置する試験会場を指します。
  • 2.3本規約における「個人申込」とは、指定校限定4技能検定を本規約に基づき、受験者個人が申し込み、受験する制度を指します。

申込時

3.受験資格・条件

  • 3.1指定校限定4技能検定は、都立高校プログラムの外部検定試験の費用支援対象となる高等学校および学年に所属する生徒が受験対象です。
  • 3.2過去に受験した級に関係なく、1級から3級の間の級を受験できます。ただし、指定校限定4技能検定については、一回次につき申し込めるのは1つの級のみです。
  • 3.3協会は、申込者が次に掲げる事由に該当する場合には、申込者による指定校限定4技能検定の申し込みを承諾しないことがあります。
    • (1)申込者が指定校限定4技能検定の申込内容に虚偽の内容を記載したとき。
    • (2)申込者が検定料の支払を現に怠り、または怠るおそれがあると協会が判断したとき。
    • (3)申込者が、指定校限定4技能検定を利用して第三者の権利を侵害し、または違法行為をなすおそれがあると協会が判断したとき。
    • (4)申し込みが本規約総則に定める試験目的から逸脱していると協会が判断したとき。

4.申し込み等について

  • 4.1試験概要の確認
    実施級、各級の検定料、試験時間等の試験の概要および受験上の案内や注意事項、英検ウェブサイトに記載されている「ライティングテストの採点に関する観点および注意点」等を確認の上、申し込みを行ってください。指定校限定4技能検定の申し込みは、申込者が英検ウェブサイトの申込フォームに必要事項を記入し、送信ボタンを押して協会に提出することにより行うものとします。申し込み時に指定のクーポン番号を正しく入力することで、受験者個人による検定料の支払いは発生しません。検定料は協会より受験者が所属する高等学校に後日一括請求するものとします。
  • 4.2申し込みのキャンセル
    一度申込手続きを完了した方の検定料は理由のいかんを問わず返金できません。また、級の変更による充当、次回以降への充当も認めません。お申し込みの際には、申込級等に間違いがないか必ずご自身で確認したうえで、お手続きをお願いいたします。「通常の英検」「英検S-CBT」の申込登録をすべきところ、誤って「指定校限定4技能検定」の申し込みをした場合も返金は認められません。また、「指定校限定4技能検定」の申込登録をすべきところ、誤って「通常の英検」「S-CBT」の申し込みをした場合も返金は認められません。ただし、協会の故意または重大な過失に基づく場合はこの限りではありません。
  • 4.3所属団体への情報提供について
    協会は、指定校限定4技能検定の申し込みをした受験者の申込内容、申込手続状況の情報および成績結果を所属団体に提供する場合があります。
  • 4.4障がい等のある方への受験上の配慮について
    障がい等により受験に不自由がある方は、別途定める「障がい等のある方への受験上の配慮要項」に従い、申し込みと同時に受験上の配慮の申請を行ってください。規定外の方法による申請、および申請期間以降の申請は措置を講ずることができません。
  • 4.5一次試験免除申請について
    • (1)一次試験免除(以下「一免」)は、協会が実施する通常の英検または、合格すると通常の英検と同じ資格が得られる試験と受験規約に規定される試験であって一次試験免除申請利用可能な試験(以下「一免利用可能試験」)において一次試験(リーディング・ライティング・リスニングテストを含むものとし、以下本項において同じ)に合格し、二次試験(スピーキングテストを含むものとし、以下本項において同じ)を受験していない方、あるいは不合格となった方が、当該一次試験に合格することによりその資格を取得し、利用できる制度です。
    • (2)指定校限定4技能検定では、既に取得している一免資格を利用して受験することはできませんが、指定校限定4技能検定の一次試験に合格した場合一免の資格を取得することが可能です。

5.団体専用クーポン利用型申込について

  • 5.1「団体専用クーポン利用型申込」とは、学校・塾・企業その他団体(以下「団体」)に所属する申込者が、当該所属する団体に対して協会が発行した専用のクーポン番号(以下「クーポン番号」)を入力した上で受験申込をしていただく制度です。
  • 5.2団体専用クーポン利用型申込をする申込者(以下「クーポン利用型申込者」)は、所定の期間内に所属団体の申込責任者から必ずクーポン番号を受領してください。
  • 5.3クーポン利用型申込者は、英検ウェブサイトにて受験申込をする際に、クーポン番号を入力してください。
  • 5.4団体専用クーポン利用型申込を利用するにあたり、団体の責任者が、クーポン利用型申込者に正しくクーポン番号を提供しなかったこと、またはクーポン利用型申込者が受験申込の際に正しくクーポン番号を入力しなかったことにより、受験申込を完了できなかった場合または団体専用クーポン利用型申込ができなかった場合について、協会は一切責任を負いかねます。
  • 5.5クーポン利用型申込者または受験者が、団体専用クーポン利用型申込を利用して受験する場合、クーポン利用型申込者または当該受験者の申込内容、申込手続状況の情報および成績結果が所属団体に提供される場合があります。
  • 5.6クーポン利用型申込者または団体専用クーポン利用型申込を行った受験者は、クーポン番号についての問合せについては団体の申込責任者に行ってください。協会では応じられません。
  • 5.7重願受験
    • (1)「重願受験」とは、1級と準1級を除き級の如何を問わず、同一の検定試験(X年度第Y回検定試験)で、指定校限定4技能検定と通常の英検でそれぞれ申し込みを行うことにより、同一の級の検定試験を計2回受験することを可能とする制度をいいます。
    • (2)重願受験は次の3つを要件又は前提とします。当該要件又は前提を満たすかどうかは、申込者および受験者の自己責任でご確認ください。
      • 日本国内での申し込み・受験であること。
      • 指定校限定4技能検定と、指定校限定4技能検定と異なる日程の準会場それぞれ1回ずつの組み合わせであること。
      • 同一の級の二次試験がA日程、B日程に分かれることを確認したうえで申し込みすること。
    • (3)団体申込責任者が「二次試験日程変更申請」を行う場合もあるため、この点についても自己責任で確認の上で申し込みをしてください。
    • (4)二次試験日程が重なる場合についても、一次試験で同一の級を2回受験して一次試験を合格することを希望する受験者のために、協会は当該の場合にも申し込みを受理します。この場合、2回とも一次試験に合格した受験者に対して協会は両方の二次受験票を出しますが、「日程を分ける」「試験会場を同じにする」「集合時間を分ける」といった特段の配慮を行いません。また協会は当該特段の配慮をするよう要請することを目的とする受験前の問合せや試験会場での相談には一切応じません。その結果、「二次試験日程が重なる」「試験会場が別になる」「集合時間が重なる」ことにより、二次試験をどちらか1回しか受験できない場合を生じる可能性があります。
    • (5)(4)にかかわらず、島部等で二次試験日程がA日程しかなく、申込者において二次試験日程が重ならない選択をする余地がない場合その他協会が特段の配慮を行うべき合理的理由があると認める場合に限り、二次試験日程が重なる申し込みについて、協会が「集合時間を分ける」などの特段の配慮を行う場合があります。当該特段の配慮を行うべきか否かの判断はもっぱら協会の裁量により、協会は当該特段の配慮をするよう要請することを目的とする受験前の問い合わせや試験会場での相談には一切応じません。
    • (6)(2)から(5)までに規定する内容を含みますが、これに限られない重願受験の申し込みにより生じ得る二次試験を1回しか受験することができないなどの不利益(二次試験を1回しか受験することができない受験者と2回受験することができる受験者が生じ得る不利益を含みます)について、協会は一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。申込者および受験者は重願受験に当該不利益が伴うことをよく理解したうえで、重願受験を申し込むかどうかを事前に慎重に検討してください。

6.試験日時・試験会場について

  • 6.1リーディング・ライティング・リスニングテストを公開会場で受験する場合は、受験票において協会が指定する会場・時間にて受験してください。
  • 6.2リーディング・ライティング・リスニングテストを準会場で受験する場合は、当該準会場の責任者が指定する会場・試験日時にて受験してください。
  • 6.3スピーキングテストを公開会場で受験する場合は、協会が定める日程のうち、申込方法・希望受験地等に基づき協会が指定します。受験票において協会が指定する会場・時間にて受験してください。
  • 6.4協会が指定するスピーキングテストの日程と異なる受験日に受験した場合には、失格となります。また、同一級を協会が定める日程のうち重複して複数の日程で受験した場合、いずれも失格となります。
  • 6.5本条第3項にかかわらず、学校等の教育機関(以下「学校等」)の行事などの公的な理由で指定日程での受験ができない場合に、当該準会場の責任者が所定の申請手続きを行うことで、日程変更できることがあります。

7.受験票について

  • 7.1リーディング・ライティング・リスニングテストおよびスピーキングテストを受験する際は、試験日の約6日前までに個人宛に受験票をお送りします。リーディング・ライティング・リスニングテストを欠席した場合、スピーキングテストの受験票はお送りいたしません。
  • 7.2必ず試験日までに受験票に記載の志願者情報、注意事項を受験者本人が確認してください。
  • 7.3受験票の未着等に関するお問い合わせは試験日の前日までとし、試験日以降は一切応じられません。
  • 7.4受験票で指定された会場・試験日時の変更希望には応じられません。

受験時

8.受験時の注意事項および禁止事項

  • 8.1注意事項の遵守
    試験当日は受験票、問題冊子表紙、解答用紙、受験上の注意、受験者心得および会場に掲示された注意事項・禁止事項を確認し、遵守してください。
  • 8.2リーディング・ライティング・リスニングテスト欠席時のスピーキングテストの受験資格
    リーディング・ライティング・リスニングテストを欠席した場合、スピーキングテストを受験することはできません。
  • 8.3第三者による受験の禁止等
    試験当日に指定校限定4技能検定を受験することができる権利は申込者本人のみであり、第三者による代理受験および受験権利の譲渡は禁止されています。試験当日に本人確認ができないとき、または申し込みの事実が確認できないときは、指定校限定4技能検定の受験をお断りする場合があります。
  • 8.4所持品の管理
    試験会場内での貴重品、現金、手荷物、携帯品の管理は受験者自らが行い、協会は盗難、紛失その他について一切責任を負いかねます。
  • 8.5付添者
    • (1)付添者は試験監督者の指示に従ってください。受験中はいかなる場合においても付添者が受験者に付き添うことはできません。
    • (2)受験後に付添者と待ち合わせを行う場合には、付添者の責任のもと試験終了後に待ち合わせ場所にて合流できるようにしてください。待ち合わせ場所で合流できなかった場合、協会は一切の責任を負いかねます。 当協会は、試験開始前までに受験者と付添者が十分にお打ち合わせの上、待ち合わせの場所や時刻について確認いただくことを推奨します。
  • 8.6受験級の誤りへの対応
    協会側に故意または重大な過失があった場合を除き、お申し込みいただいた級と異なる級を受験した場合は失格となります。この場合、結果の採点はされず、再試験や検定料の返金もいたしません。

9.受験時の持参物

  • 9.1必須持参物
    • 受験を証明する書類:受験票
    • 身分証明書:学生証・生徒手帳・運転免許証・パスポート・健康保険証・社員証など本人を証明する公的な証明書(有効期限内のもの) ※名刺・会員カード類・定期券は不可。
    • 筆記用具:HBの黒鉛筆・シャープペンシル・消しゴム
    • 上履き:受験票に上履き持参と記載されている会場は、受験者自身で上履き・靴袋等を用意 ※筆記用具・上履きを忘れた場合、協会は貸与いたしません。
  • 9.2持ち込み・使用許可となるもの
    • 腕時計(音が出ないもの) ※携帯電話・スマートフォンの時計としての使用は禁止。
    • その他協会が許可するもの
  • 9.3持ち込み・使用禁止となるもの
    以下に掲げるもの、その他試験の受験上不要と協会が判断したものについては試験監督者の指示のもとカバンに収納し使用禁止とします。健康上の理由等やむを得ない理由により使用を希望する場合には、試験監督者へ申し出を行い、使用許可を得た上で使用しなければなりません。
    • 携帯電話・スマートフォン ※下記を遵守した上で、持ち込み可。使用は禁止。
      [リーディング・ライティング・リスニングテスト] 試験教室内では必ず電源を切った上でカバン等に収納し、足元に置いてください。別途、試験監督者等からの指示があった場合にはその指示に従ってください。なお、受験者が電源を切れない場合は付添者に預けてください。付添者がいない場合は試験監督者に申し出てください。
      [スピーキングテスト] 電源を切った上で会場で配布する収納ケースに入れ、首から提げてください。障がいの内容によって首から提げることが難しい場合には、別途試験監督者の指示に従ってください。
    • モバイル端末 / ウェアラブル端末
    • 撮影・録画・録音が可能な電子機器
    • ストップウォッチ
    • その他音の出る機器
    • 参考書・辞書
    • 飲み物

10.問題漏えいの禁止

試験問題の複製(コピー)および試験問題の一部または全部を協会の許可なく他に伝え、漏えい(インターネット等への掲載を含む)することは、法令により許される場合を除き一切禁じます。

11.撮影等その他試験情報の漏えいの禁止

試験会場内での録音・撮影行為、また試験に関して知り得た情報全般を他者に開示し公開することを一切禁じます。

12.遅刻時の対応

[リーディング・ライティング・リスニングテスト]リーディング・ライティングテスト開始後30分までは試験教室への入室を認めますが、それ以降の遅刻については受験できません。また、遅刻の場合、試験時間の延長等の措置は行いません。

[スピーキングテスト] 集合時間の30分後までは認めますが、それ以降遅刻をした場合、受験できません。

13.試験環境の確認

  • 13.1当試験のリスニングテストは受験者一人一人にICプレーヤー等を配布して行う個別音源方式ではなく、各試験教室ごとにCDプレーヤー等を用いて行う全体放送方式で実施します。なお、リスニング放送の音量・音質については試験開始前に音量確認用英文を放送し確認を行います。調整の申し出は試験前に行ってください。確認時以降の申し出については一切応じられません。また、受験上の配慮によりCDプレーヤー等を用いない代替手段にて行う場合があります。この場合、試験監督者の指示に従ってください。
  • 13.2試験教室の温度については全ての受験者のご要望に沿えないことがありますので、体温管理・調節のできる服装でお越しください。
  • 13.3試験中は他の受験者、教室外の音、空調設備等の音が存在するため無音状態にはなりません。
  • 13.4リスニングテスト中に試験監督者が当テストに明らかに支障があると判断した場合には、該当部分の再放送を行うことがあります。再放送を行った結果、当テストが支障なく終了した場合には、リスニングテストは正規に実施されたものとします。なお、試験監督者が放送の聞き取りに影響がないと判断した場合には、再放送は行いません。なお、受験上の配慮によりCDプレーヤー等を用いない代替手段にて行う場合があり、この場合、再放送を行うときは、本項に準じるものとします。
  • 13.5スピーキングテストを行う面接委員の国籍は様々であり、受験者が面接委員を指名することはできません。

14.試験監督者への質問

試験問題の内容についての質問にはお答えできません。

15.リーディング・ライティング・リスニングテスト中の途中退室および再入室について

試験中の途中退室は原則禁止ですが、やむを得ない場合、リーディング・ライティングテスト中は一時退室・再入室が可能です。リスニングテストの準備時間およびリスニングテスト開始後に途中退室した場合、再入室して試験を続行することができません。万が一退室を希望する場合は試験監督者の指示に従ってください。

16.問題冊子・解答用紙の持ち出しについて

[リーディング・ライティング・リスニングテスト] 解答用紙はいかなる理由においても試験教室から持ち出すことを禁止します。リーディング・ライティング・リスニングテスト問題冊子は、公開会場受験の場合は試験後持ち帰ることができます。準会場受験の場合は準会場の責任者の指示に従ってください。

[スピーキングテスト] 問題カードはいかなる理由においても面接室から持ち出すことを禁止します。

17.試験中の記録について

  • 17.1厳正公平な試験実施、評価・採点業務、不正行為等への対応、調査研究のため、試験会場において試験状況、受験者の状況を記録(録画・録音)することがあります。なお、記録された情報(以下「記録情報」)のうち個人情報に該当する情報については、第29条に定める利用目的等に従って利用します。
  • 17.2前項の記録情報について、問題内容や採点結果に関連する照会は一切受け付けません。

18.迷惑行為・不正行為

以下の行為に該当する場合またはその他本規約に違反する行為が認められる場合は、注意喚起を行うことがあります。注意があったにも関わらず改善が見られなかった場合、退場・失格となり、それ以降英検は受験できません。また受験者の将来における受験を禁止することがあります。また検定料の返金もいたしません。なお、書面による注意喚起を行うことがあります。

  • 受験者および付添者が、試験監督者の指示に従わない
  • 他の受験者に迷惑をかける行為や試験を妨害した(他の受験者の集中力低下等による迷惑行為を含む)
  • 試験中に携帯電話・スマートフォン、およびその他電子機器の電源を切らずに使用した
  • 試験中に携帯電話・スマートフォンの着信音・バイブ音等、およびその他持ち込み機器により音を発生させた
  • 不正行為をした(カンニング行為、試験問題の漏えい、他人の代わりに受験、試験中に援助を他人に与えたり他人から受けたりすること等)

19.インフルエンザその他感染症について

インフルエンザその他感染症について
インフルエンザその他感染症<学校保健安全法施行規則(昭和三十三年文部省令第十八号)第18条に定める各種感染症を指す。以下同様>に罹患している場合、および医師の診断を受けていなくても罹患が疑われる場合は、受験を控えてください。インフルエンザその他感染症に罹患している、または罹患が疑われる場合、試験会場にて受験をお断りすることがあります。協会は、学校保健安全法(昭和三十三年法律第五十六号)、学校保健安全法施行令(昭和三十三年政令第百七十四号)および学校保健安全法施行規則(昭和三十三年文部省令第十八号)に準拠し、試験実施を行っています。

受験後

20.成績結果の提供について

  • 20.1成績表・合否通知送付について
    リーディング・ライティング・リスニングテストの成績表・合否通知は試験日の約3週間後に、スピーキングテストの成績表・合否通知は試験日の約2週間後に、個人宛に送付いたします。ただし、再試験を実施した場合は、再試験実施後、採点が完了して成績公開準備が整い次第送付いたします。郵便の不着、汚損、破損等が発生した場合、また、個人情報の誤りや変更がある場合には英検サービスセンターに申告してください。なお、リーディング・ライティング・リスニングテストを欠席した場合、一切成績表は送付いたしません。
  • 20.2大学等への成績結果提供
    大学等が英検利用型入試を行い、受験者が当該大学等に出願した場合は、大学等の要請により受験者の成績結果を提供します。

21.問題内容・採点結果異議申し立ての禁止

問題内容や採点結果・合否通知については一切異議申し立てを受け付けません。

一般条項

22.禁止事項

  • 22.1申込者は、協会ウェブサイト、試験会場等で示される禁止事項に従うものとします。
  • 22.2申込者が前項に該当する禁止事項を行った場合、協会は、指定校限定4技能検定の受験を承諾しないことがあります。また、受験者が指定校限定4技能検定の受験後に禁止事項を行ったことが判明した場合には、協会が成績表送付の中止、もしくは試験結果の取り消しを行うことがあります。

23.再委託

  • 23.1協会は、申込者に対する英検の提供に必要な業務の全部または一部を、協会の指定する第三者(以下「再委託先」)に委託できるものとします。
  • 23.2前項の場合、協会は、再委託先に対して、協会が負う本規約上の機密保持義務と同等の義務を負わせるとともに、必要かつ適切な監督を行うものとします。
  • 23.3協会が再委託先に委託をした場合であっても、協会は、従前どおり、協会に課せられている義務を負担するものとします。

24.機密保持

  • 24.1申込者は、指定校限定4技能検定の申し込みおよび指定校限定4技能検定受験にあたって協会より開示された、または知り得た営業上または技術上の機密情報を機密として保持し、指定校限定4技能検定の申し込みおよび受験以外に使用せず、第三者に開示・漏えいしてはならないものとします。
  • 24.2前項の規定は、指定校限定4技能検定に関するサービスの利用期間が終了した後も有効に存続するものとします。

25.指定校限定4技能検定利用についての免責

  • 25.1協会は、台風や大雪等の天変地異や伝染病の流行等により試験を中止する場合があります。その場合は英検ウェブサイトへの掲載等を通じて受験者、および準会場の責任者へ通知いたします。協会は、申込者が英検を受験したことにより、または受験できなかったこと(次項に定める再試験の場合を含む)により発生した一切の損害について、検定料の返金を含め、いかなる責任も負わないものとします。試験の変更、遅滞、中止等に基づく損害についても同様とします。
  • 25.2前項の場合または不測の事態が生じ、協会が試験の中止をせざるを得ない場合もしくは適正な採点・評価が行えない事由が発生したと判断せざるを得ない場合には、協会としては、再試験等必要な措置を講じます。ただし、再試験を実施する場合、対象となる受験者は、協会が指定した会場・日時で再試験を受験することをあらかじめご了承ください。なお、再試験を受験しない場合であっても、検定料の返金を求めることはできませんので、この点についてもあらかじめご了承願います。
  • 25.3試験会場における受験者(その保護者等の付添者を含む)間のトラブル等については、協会は一切責任を負いません。
  • 25.4準会場の責任者による不正等が発覚し、協会の判断により当該準会場における試験が無効とされた場合、受験者に対するすべての責任は当該準会場の責任者が負い、協会は一切の責任を負わないものとします。
  • 25.5試験会場および試験会場への往復経路において受験者が体調の急変またはその恐れが生じた場合であっても、協会は一切の責任を負わないものとします。
  • 25.6申込者または受験者の個人情報の協会への提供は、受験者の任意ですが、必要な情報が提供されない場合は、試験の受験、採点処理、成績結果の発行、当該個人情報の大学等へ提供すること等ができない場合があります。その際、協会は何らの責任を負いません。

26.損害賠償

申込者は、指定校限定4技能検定受験に際し、協会または第三者に損害を与えたときは、その損害を賠償するものとします。

27.責任の制限

本規約に別途定める場合を除き、いかなる場合においても協会が受験者に対して負う責任は、当該受験者が実際に支払った検定料総額を上回るものではありません。ただし、協会の故意または重大な過失による場合はこの限りではありません。

28.本規約の変更

  • 28.1協会は、次に掲げる場合には、本規約を変更することがあります。
    • (1)本規約の変更が、申込者または受験者の一般の利益に適合するとき
    • (2)本規約の変更が、契約をした目的に反せず、かつ、変更に係る事情に照らして合理的なものであるとき
  • 28.2前項の定めによって本規約の変更をする場合は、次の事項につき、英検ウェブサイト上に表示します。
    • (1)効力発生時期
    • (2)本規約を変更する旨
    • (3)変更後の本規約の内容
  • 28.3協会が第1項第2号に定める事由によって本規約の変更を行う場合は、効力発生時期が到来するまでに前項各号に定める事項を英検ウェブサイト上に表示します。

29.個人情報の取り扱いについて

  • 29.1

    協会の個人情報の取り扱いについては「個人情報保護方針」をご覧ください。
    個人情報保護方針

  • 29.2当試験申込者および受験者の個人情報は、法令に基づく場合を除き、以下の【個人情報の利用目的】に示す項目のために利用し、それ以外の目的に利用する場合は申込者または受験者の同意を得た上で行います。なお、下記統計資料等については、個人が特定できないよう加工した上での学会発表、パンフレット等において利用いたします。
  • 【個人情報の利用目的】

    • (1)当試験の厳正公平かつ円滑な実施、評価・採点、業務運用、スコアレポート発行等のサービスの実施
    • (2)受験者の大学等の高等教育機関の受験に必要な範囲での当該大学等の高等教育機関への提供
    • (3)協会の事業に関する統計等資料の作成、分析
    • (4)協会が実施する英語教育や事業・サービスに関する情報の受験者への提供
    • (5)当試験に関するマーケティング活動やアンケート調査
    • (6)問い合わせ・相談への対応
    • (7)当試験に関連する教材等の情報のご案内
    • (8)英語に関する業務・セミナー等に関する情報提供
    • (9)当試験を厳正公平に実施するための不正行為等への対応
    • (10)第1号または前号に掲げる利用目的の達成に資するシステム等の開発及び運用
  • 29.3当試験申込者または受験者の個人情報は、業務運営に際し、必要最小限の範囲で委託先に委託することがあります。
  • 29.4第2項第1号、第9号または第10号記載の利用目的の達成に必要な範囲内において第17条にかかげる方法により取得した個人データ(本規約において、「個人データ」とは、特定の個人情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したデータベース等を構成する個人情報をいいます)については、日本国内または外国(EEA加盟国等)にある同個人データを匿名加工情報に加工する者または同利用目的の達成に資するシステム等の開発または運用を行う者に対して提供することがあります。
  • 29.5申込時の住所・氏名宛に、協会よりTEAP、英検や指定校限定4技能検定に関する情報やサンプルテストの案内などを送付することがあります。
  • 29.6受験者の成績結果等の個人情報は、大学等の受験に必要な範囲において、当該大学等の依頼に基づき、協会から当該大学等へ提供されることがあります。この場合、本規約への同意をもって、当該個人情報を大学等へ提供することに同意したものとみなします。
  • 29.7協会は、当試験の受験者の申込内容、申込手続状況の情報および成績結果を受験者の所属団体に提供する場合があります。受験者は、申込内容、申込手続状況の情報および成績結果が所属団体に提供される場合があること並びに当該所属団体が定めた利用目的の達成に必要な範囲で当該個人情報が利用される場合があることについて同意した上で当試験を受験してください。

30.知的財産権

  • 30.1指定校限定4技能検定に関する著作権等の一切の知的財産権は協会に帰属します。また、指定校限定4技能検定は日本の著作権法およびその他関連して適用される法律などによって保護されています。
  • 30.2指定校限定4技能検定の受験に際して受験者に提供される資料(以下「関連資料」)の著作権は、協会に帰属し、これらの関連資料は日本の著作権法およびその他関連して適用される法律によって保護されています。

31.準拠法

本規約の成立、効力、履行および解釈に関しては、日本法が適用されるものとします。

32. 管轄

指定校限定4技能検定の申し込みおよび受験に関連して訴訟の必要が発生した場合には、東京地方裁判所または東京簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

附則

2025年7月1日 施行

公益財団法人 日本英語検定協会