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1級の試験内容
一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)の測定技能と、出題の内容をご紹介します。
一次試験
測定技能と検定形式
筆記(100分)/リスニング(約35分)
測定技能 | 形式・課題 | 形式・課題詳細 | 問題数 | 問題文の種類 | 解答形式 |
---|---|---|---|---|---|
リーディング | 短文の語句 空所補充 |
文脈に合う適切な語句を補う。 | 25 | 短文 会話文 |
4肢選択 (選択肢印刷) |
長文の語句 空所補充 |
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 | 6 | 説明文 評論文など |
||
長文の内容 一致選択 |
パッセージの内容に関する質問に答える。 | 10 | |||
ライティング | 英作文 | 指定されたトピックについての英作文を書く。 | 1 | (英作文なので 問題文はない) |
記述式 |
リスニング | 会話の内容 一致選択 |
会話の内容に関する質問に答える。 (放送回数1回) |
10 | 会話文 | 4肢選択 (選択肢印刷) |
文の内容 一致選択 |
パッセージの内容に関する質問に答える。 (放送回数1回) |
10 | 説明文など | ||
Real-Life形式の内容 一致選択 |
Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。 (放送回数1回) |
5 | アナウンスなど | ||
インタビューの内容 一致選択 |
インタビューの内容に関する質問に答える。 (放送回数1回) |
2 | インタビュー |
主な場面・題材 | |
---|---|
場面・状況 | 家庭、学校、職場、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンス、講義など |
話題 | 社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治など |
- ※「主な場面・題材」において他の級と重複している部分がありますが、同じ分野に属するものでも級によって問題文などの長さや内容が異なります。また、出題される質問のレベルも異なります。詳しくは「1級の過去問・対策」ページをご覧ください。
- ※目安としては、1級は「大学上級程度」です。
二次試験
測定技能と検定形式
英語での面接(約10分)
測定技能 | 形式・課題 | 形式・課題詳細 | 問題数 | 解答形式 |
---|---|---|---|---|
スピーキング | 自由会話 | 面接委員と簡単な日常会話を行う。 | ‐ | 個人面接 面接委員2人 (スピーチ・応答の内容、語い、文法、発音の正確さなどの観点で評価) |
スピーチ | 与えられた5つのトピックの中から1つ選び、スピーチを行う。(2分間) | 1 | ||
Q&A | スピーチの内容やトピックに関連した質問に答える。 | ‐ |
主な場面・題材 | ||
---|---|---|
社会性の高い幅広い分野の話題 | 過去の出題例 | 科学の発展は常に有益か、芸術への財政的支援増加の是非、世界経済における日本の役割、選挙権の行使を義務化するべきか、遺伝子組み換え食品の安全性、公共の場における治安改善の必要性 |
- ※「主な場面・題材」において他の級と重複している部分がありますが、同じ分野に属するものでも級によって問題文などの長さや内容が異なります。また、出題される質問のレベルも異なります。詳しくは「1級の過去問・対策」ページをご覧ください。
- ※目安としては、1級は「大学上級程度」です。
二次試験の受け方
面接委員とは、すべて英語でコミュニケーションを行います。面接試験中にメモ・写真撮影・録音などはしてはいけません。二次試験当日の流れを事前にご確認ください。
1:入室
係員の指示に従い、面接室に入ります。
2:「面接カード」を渡す
係員に「面接カード」を手渡します。
3:着席
面接委員の指示に従い、着席します。
4:氏名の確認と簡単な日常会話
最初に氏名の確認をし、簡単な日常会話をします。
5:「トピックカード」を受け取る
面接委員から、5つのトピックが書かれた「トピックカード」を受け取ります。
6:スピーチの考慮時間(1分間)
トピックの中から1つを選び、スピーチの内容を考えます。考える時間は1分間です。メモをとることはできません。
7:スピーチ(2分間)
面接委員の指示で、スピーチを始めます。スピーチの時間は2分間で、それ以上続く場合は、途中でも中止させられます。
8:Q&A(4分間)
面接委員からスピーチの内容や、トピックに関連した質問が出題されます。
9:「トピックカード」を面接委員に返す
試験が終了したら、「トピックカード」を必ず面接委員に返してから退室します。
10:退室
退室後は、すみやかに会場から退場します。控室へ戻ったり、待機中の受験者と会話をしてはいけません。