高野瑠衣さん(東京都)広尾学園中学2年
※取材当時の学年

2級合格

幼少期から楽しみながら培ってきた英語力。
将来は英語を当たり前に使い海外で活躍できるようになりたいと夢見ています。

英語を使うのが楽しいと語る中学2年生の高野さん。中学3年生で準1級に合格し、海外での就職を目標にしています。

楽しみながら英語に慣れる

英語に興味を持ち始めたのは幼稚園のころの英会話教室です。最初は「習い事のひとつ」という程度の意識でしたが、自分で覚えた単語を言うとネイティブスピーカーの先生が拍手をしてくれたのが嬉しくて、通うことが段々と楽しくなっていきました。どんぐりを意味する「acorn」という単語を先生に言ったとき、先生が驚いた顔をしてくれたのが嬉しく思ったことを覚えています。小学校に入ってからも母の勧めもあり、オンライン英会話を受けたり、簡単な英語の絵本を読んだりして、日々英語に接していました。

小学生時代の英語との関わりでいくとこんな事もありました。国立西洋美術館の世界文化遺産登録を記念したイベントが開かれたのですが、通っている小学校の校長先生に推薦していただき、英語のスピーチを担当することになったのです。それまで人前で英語を話す機会もなく、心配で何度も自宅で両親と練習をしました。その甲斐あって、当日は堂々とスピーチをすることが出来、参加者から大きな拍手が起こりとても嬉しかったです。また、後日両親や祖父母がスピーチの録画を何度も見て喜んでくれたのがとても印象に残っています。

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英検受験が勉強のモチベーション

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小学校低学年で英検Jr.をゴールドまで取り、5年生で英検5級に合格しました。中学1年生で3級に合格した時には、学校の授業内容をしっかりと復習することが、そのまま英検の準備になっていたと感じています。また、3級からは面接がありますが、オンライン英会話を長年継続していたからか、単に定型文での回答ではなくその場の率直な意見や感情を表現することを心掛けると自然と緊張がほぐれていました。

初めて2級に挑戦したときは、準備期間が短かったせいもあり不合格でした。特にリーディングで文章量が準2級よりも増えており、そこで出てきた分からない単語があるとどうしても気になって読み進められない自分の癖に気付きました。課題が分かった私は過去問や参考書を活用しながら単語力の強化を図りました。単語を覚える時には、同じ2級を受験する友達と単語クイズを出し合うと、出題する側もされる側も勉強ができて良かったと思います。

課題だった単語力を身に着け、中学2年生で2級に再チャレンジ、無事2級に合格しました。

今後の目標は中学3年生で準1級に合格することです。私は目標がないと勉強が続けられないタイプなので、級を1つ1つクリアしていく英検が良いモチベーションになっています。また、英検は大学受験や就職活動に使えますので今後も受験をしていきます。

英語を当たり前に使いながら海外で活躍したい

英検以外のところでも、普段から趣味のオンラインゲームで外国の方と英語でコミュニケーションをとることにはまっています。教科書には出てこないような、生の英語を覚えたり、日々の出来事を話したりしてとても楽しいです。
将来は、英語以外のスキルも身につけて、英語を当たり前に使いながら海外での仕事に挑戦してみたいです。