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生まれ育った関西から、就職を機に上京。会社の仕事もオフも目標を決めて、それに向かって頑張るSさんに日々の過ごし方や勉強法を伺いました。
中学生のときに英検4級と3級、高校時代に準2級を受験しましたが、その時は合格できませんでした。その後、大学の受験勉強が優先で英検から遠ざかり、大学入学後もアルバイトで忙しく英検の受験を考える余裕がありませんでした。
ただしアルバイト先が大阪にある外資系のホテルだったこともあって、上の方々とのコミュニケーションは英語でしたし、お客様も外国の方が多かったので英語でのやりとりが普通でした。環境的にはスピーキングやリスニングの機会に恵まれていましたが、計画を立ててきちんと英語を勉強する暇はなかったですね。大学の4年間、平日は大学の授業、土日はアルバイトと、とにかく時間的なゆとりがありませんでした。
大学卒業後、大手生命保険会社に就職が決まり、東京勤務ということで上京。念願の一人暮らしが始まりました。最初のうちは仕事を覚えることが先決で、仕事上でも特に英語力を求められることも少なかったのですが、実は学生時代よりも時間的に余裕が生まれたことが英検受験を志した動機の一つです。
平日はもちろん仕事に集中していますが、土日は大学時代と違ってアルバイトをするわけでもなく、自分の時間が持てます。それでなぜ英検なのかというと、以前に受検したことがあるのでどういうものか判っていたのと、得点ではなく合格、不合格が出ることがモチベーションにつながっているからです。学生時代は、期末試験や受験といった短期での目標がはっきりしていました。社会人になると自分なりに「ここまでにこれをやる」と決めない限り、目標が漠然としがちです。英検は一段一段上がっていくので、自分自身のスキルアップに適していると思います。
英語を勉強するのは大学受験以来ですから、まず自分の中の英語の感覚を呼び起こすことから始めました。大学でも英語の授業はありましたが、正直当時はあまり集中していませんでした。卒業の時、「もっと勉強しておけばよかった」と後悔したこともあって、大学の英語のテキストを上京した時に持ってきていたので、まずそこからやり直しました。
平日は最低でも8時間働いていますから、どうしても土日にまとめて勉強しがちです。英語の勉強に限らず、勉強するという癖をつけるためには、毎日継続することが大切だと思うので、平日も朝早く起きて英語の勉強をするようにしていました。最近は会社が終わった後にカフェに立ち寄って、英語のテキストを開くゆとりも出てきました。とにかく毎日少しずつでもいいから勉強するという習慣を持つことが重要だと思います。
現在担当している保険金等をお支払する業務では、英語のスキルは直接的には求められていないのですが、それでも外国の方からお問合せがあれば英語で受け答えする必要がありますし、海外からの診断書などは当然英文書ですから、やはり英語能力があるに越したことはないと思います。英語力もそうですが、生保の業務は本当に奥が深いので、勉強し続ける必要を感じています。実は実家の母も同じ生保業界で働いているので、住む場所は離れていますが、ビジネス上のことを相談しあうなど親子で共通の話題が増えました。
社会人として自立したからこそすべては自己責任です。自分自身をどのようにスキルアップさせていくかも、自分で決めて、取り組まなければいけない。いまは仕事上の資格試験と英検という目の前にある目標に向かって、一歩一歩、確実にハードルを越えていきたいと思っています。