以上のことを踏まえた上で、効果的にご活用ください。
自分の目指す級の合格者が、どのようなことができると考えているのかが具体的に分かります。また、実際の合格者像をイメージ化することで、自分との隔たりを明確に把握することができ、より具体的な学習目標の設定が可能になります。
4技能別に、1級から5級までのCan-do表現を見ると、上級者になるにつれて英語で「どのようなことができる」と考えているかが分かります。
学習者自身の「読む」、「聞く」、「話す」、「書く」の4技能別の自信の度合いを把握する「自己診断リスト」として利用できます。自信の無い技能や項目を重点的に学習することで、バランスの取れた英語力育成に役立ちます。
企業での人事の参考資料として、また大学や高校の資格優遇などで英検を活用する際、実際の英語使用の場面でどのような項目に自信をもっているのかということを、対象者の保持する該当級のCan-do表現から把握でき、的確な判断材料となります。
日本英語検定協会では、研究助成制度として、英語能力テストおよび英語教育に関する研究企画を広く募集し、優秀な企画に対して助成金を交付し、10ヵ月間の研究後、その結果を公表しています。